3月17日、「文春オンライン」にて、東京五輪の開閉会式の企画、演出の統括役を務めるクリエイティブディレクター・佐々木宏氏が、開会式に出演する予定だったお笑い芸人の渡辺直美について“ブタ”に変身させ「オリンピッグ」などとする演出をLINEで提案していたことが報じられ、“容姿の侮辱だ”と批判が殺到。結局、この案は撤回され、翌日には佐々木氏が謝罪文を発表、辞任に追い込まれた。
また、こうした動きに同日、渡辺は所属する吉本興業の公式ホームページを通じコメントを発表。「最初に聞いていた演出とは違うこの様な報道を受けて、私自身正直驚いております」とし、「表に出る立場の渡辺直美として、体が大きいと言われる事も事実ですし、見た目を揶揄されることも重々理解した上でお仕事をさせていただいております。実際、私自身はこの体型で幸せです。なので今まで通り、太っている事だけにこだわらず『渡辺直美』として表現していきたい所存でございます」と、大人の対応を見せた。
東京五輪を巡っては森喜朗前会長が女性蔑視発言で辞任しているだけに呆れるばかりだが、この騒動によりネット上で注目を浴びたのが、過去のダウンタウン浜田雅功の渡辺に対する発言だ。
「2017年3月に放送された『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)の人気企画『本音でハシゴ酒』に、渡辺がゲスト出演。この前年、渡辺は台湾やニューヨークなどで行われたワールドツアーを成功させており、その時のVTRを観ながらトークが交わされたのですが、浜田は『汚いブタじゃないもんな?』『こんなブタが』などと渡辺に対し“ブタ”を連発。これに渡辺は『ブタっていうのは何ですか?』と言いつつ大先輩の浜田にイジられ嬉しそうでしたが、このシーンが《今じゃありえない》と話題になっていますね」(ネットウオッチャー)
渡辺にとって今回については浜田の時と違い、まったく嬉しくないイジられだったに違いない。