「多目的トイレ」での不貞騒動の汚辱にまみれてから9カ月余。アンジャッシュ・渡部建(48)が改めてテレビ復帰へと動き出していた。しかも、その舞台は日本テレビのアノ人気番組だと聞こえてきたのだが‥‥。
「本当に申し訳ありません。放送前の番組内容に関して、私の口からは何も申し上げられません」
昨年12月、冷や汗まみれとなった謝罪会見のあと、再び自粛生活を続けていた渡部の姿が目撃されたのは意外にも東京の台所・豊洲市場だった。
芸能レポーターが明かす。
「渡部は魚やウニなど鮮魚品の入った箱を運ぶなど、肉体労働に汗を流していたようです。芸能界では『グルメ王』の称号を持つ食通タレントとしても活躍していましたが、普段から世話になっていた仲卸業者のツテで、豊洲の仕事を紹介されたようです」
豊洲がネタ元となる鮮度のいい情報は、即座にSNSで拡散された。
「2月中旬に『借金苦の渡部が豊洲でバイトを始めた』『豊洲のトイレは大丈夫なのか』などの目撃談が相次いだ。渡部は帽子を目深に被ったマスク姿で目立たないように作業に当たっていたようだが、市場まで高級外車で通っていたこともあってすぐに噂が広がり、週刊誌記者などが市場内外に押し寄せました。その後、所属事務所も渡部が豊洲で働いていたことをあっさり認めましたが、バイトではなく無給のボランティアだと説明したことで、芸能界復帰へのネタ仕込みだという憶測が流れたのです」(芸能レポーター)
そしてその復帰舞台こそ、渡部が謹慎前にレギュラー出演していた「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)だというのだ。日テレ関係者が打ち明ける。
「渡部の復帰を探っていたのは『行列──』の総合演出を手掛けるT氏。その復帰策の第一の矢が、大みそかの『絶対に笑ってはいけない』だった。やはりT氏が総合演出を務め、渡部復帰を手助けするために尽力して、オファーを出したといいます。ところが、それが事前に漏れてしまったことで、騒動から6カ月後に遅すぎる謝罪会見を行った。結果、謝罪会見と仕事復帰の順番が逆になったことで、芸能レポーターから集中砲火を浴び、出演シーンはお蔵入りとなりました」
しかし、この大炎上会見こそが渡部を再び担ぎ出すことにつながったという。
「『笑ってはいけない』はサプライズ出演が番組のキモとなるため、出演したタレントには徹底した箝口令が敷かれています。芸能レポーターが手を変え品を変え収録の有無を問い詰めたが、渡部は最後までひたすら頭を下げ続けるお詫び芸に徹して、約束は守り通した。会見を開いたにもかかわらず何か隠していることが不信感を持たれ、さらにバッシングが加速しました。が、しかしズタボロになって耐え抜く渡部の姿を見て、T氏がもう一度、復帰に手を貸すことになったわけです」(日テレ関係者)
「絶対に言ってはいけない」芸が次の復帰プランを呼び込んだというのだ。