3月11日に放送されたバラエティ番組「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)に、今年の箱根駅伝で4連覇を果たした青山学院大学の下田裕太選手がゲスト出演した。番組では「気になる人大集合」というテーマで、出演者が今気になっている人を紹介していったという。
「この日、アンジャッシュ・渡部建が紹介したのは、青学のエースである下田選手でした。彼には、アニメゲームオタクの顔があり、特にアイドル育成ゲーム『アイドルマスター』が大好きであるとVTRで紹介。その後、彼がスタジオに現れると、MCの雨上がり決死隊・宮迫博之は、広瀬すずとゲームのキャラのどちらが好きかと質問。これに下田選手は、ゲームキャラと即答し他の出演者を驚かせました」(テレビ誌記者)
彼の「アイドルマスター」好きは、ゲームファンからも有名なようで、ネットでは下田P(プロデューサー)と呼ばれるほど人気を集めている。
そんな中、同番組に出演していた渡部や宮迫の発言に批判が集まっているという。
「渡部と宮迫は、下田選手を紹介する際、『あれだけすごいアスリートなのにゲーム好き』とコメントしました。するとSNSでは『「なのに」って何だよ』『すごい選手は普通、アニメ好きじゃないってこと?』『「なのにオタク」みたいな言い方は見下してる!』と、『なのに』という接続詞を用いたことに対する批判が殺到。最近は、フィギュアスケートの羽生結弦選手もアニメ好きとして知られており、アスリートのオタク選手は決して珍しくありません。なので一部の視聴者は、出演者のリアクションが引っかかったのでしょう」(前出・テレビ誌記者)
渡部や宮迫としては、日々の厳しいトレーニングとアニメ趣味を両立させていることへの「なのに」発言だったのかもしれないが、一部のアニメファンは偏見と捉えてしまったようだ。