すでに多くのCMで存在感を放つ田中みな実(34)が、着々とその出演本数を増やしている。その背景と壮大なプランの内容までが聞こえてきた。
4月1日からスタートするコーセー「ジュレームリラックス」の新CMに田中は登場する。同CMは放送前から注目を集めていた。民放局関係者が明かす。
「シャンプーのCMとしては異質の内容で、初見の際に思わず声が出てしまいました。当然、シャンプーのボトルは出てくるのですが、田中がそれを使用して洗髪するでもなく、まるで彼女のプロモーションビデオのような内容なんですから」
確かに、物憂げな表情で登場した田中が髪をかき上げるなど、商品をイメージさせるシーンもあるが、際立つのは田中自身。今や、田中の印象的な存在自体が商品に影響を与えるとの認識なのだろう。
一方、ABCマートで先行発売される「リーボックDAILYFIT」の新CMでは、華麗な足技を披露。夜道で襲いかかるゾンビの集団に対し、スカートの中があらわになりそうなほどのキックを激しく放って立ち回るのだった。
実は彼女を巡っては今、CM業界から多大な期待が寄せられていると、広告代理店関係者が語る。
「以前の田中は『商品に興味がない』『イメージと合わない』といった理由で出演オファーを断ることも少なくありませんでした。それが一転して『来るスポンサーは拒まず』のスタンスに転換したんです。起用した企業の満足度も非常に高くなっています」
田中が方向転換をした理由は、「女優一本路線」への強い決意にあった。広告代理店関係者が続ける。
「現在の彼女は、バラエティー番組への出演を控えるようになり、短期的には収入の減少が避けられない状態。年間契約で4000万円と言われるCMギャラが生命線になるのは間違いありません」
近々では4月9日にスタートするテレビ東京系ドラマ「生きるとか死ぬとか父親とか」に出演するが、女優としての今後の方針も、CMに寄りかかる状況を作り出しているという。
「彼女が第一の目標としているのが、大河や朝ドラをはじめとするNHKドラマへの出演です。そうなると、民放のドラマよりもギャラはリーズナブルになります。NHKをメインに活躍していくためにも、CMを選ばずに出続ける必要があるんですよ」(前出・広告代理店関係者)
そんな田中の心変わりは、CM戦略だけではないようだ。にわかには信じられないが、あろうことか「デキ婚」のことばかりを考えているという情報が。先の民放局関係者が言う。
「昨年末、自身のラジオ番組『田中みな実あったかタイム』(TBSラジオ)で『芸能界最強占い師』として知られるゲッターズ飯田から『2021年序盤に知り合ったオトコとデキ婚する』と占われました。それ以降、感化されたようで、田中の振る舞いに異変が生じているんですよ」
田中が現場でよからぬ妄想を膨らませている‥‥? なんでも、今年に入って、現場で出会った初対面の男性を舐め回すように見ていると証言するのは、前出・民放局関係者だ。
「3月放送のラジオ番組では、『広告の現場にはちょっとシュッとした方がいたけど、そういうシュッとした人はだいたい結婚している』と残念そうに語っていました。そんな状況が伝わり、田中と初対面の男性スタッフは『出会って即ハメ』を強制的に意識させられる状態で、ハンパない緊張感を強いられているんです。あまりに罪作りな占い結果ですよ」
ファンは赤ん坊関連のCMが彼女に舞い込まないことを祈るばかり!?