「えっ、ネット通販で綾瀬はるかのマッパ姿のタペストリーが販売されている!」
と、利用者が発見して驚くのも無理はなかった。販売者はECサイト内で綾瀬の顔とマッパ写真を合成して堂々とグッズ販売しているのだ。当然ながら商品は非公式。それでも綾瀬の名前は知っているけど、芸能界での詳しい活動歴を知らない利用者であれば、「綾瀬が実際に脱いでグッズ販売している」と勘違いしてもおかしくはなく、悪辣な手口であることは間違いないだろう。
さらに被害者は芸能界に広がっていた。長澤まさみ、新垣結衣、深田恭子、広瀬すず、有村架純、高岡早紀、松田聖子─女優や歌手、アイドルなど人気芸能人、総勢85人が合成写真で「生まれたままの姿」にされていたのだ。しかも商品はタペストリーだけに限らず、現時点で確認できただけでも、アートパネル、ジグソーパズル、バスタオル、枕カバー、掛布団カバー、ペンケース、ボクサーパンツ、マグカップ、目覚まし時計と多岐に渡って「マッパ姿グッズ」が販売されていて、恐るべき事態が起きていた。
名誉毀損、著作権法違反、肖像権侵害などいくつもの罪や訴訟案件お構いなしで販売している業者は何者なのか。気になる「犯人」の真相について、4月13日発売の「アサヒ芸能」4月22日号で特集され、驚愕の実態が明らかになった。