女優の市川由衣が4月12日、ニュースサイト「ORICON NEWS」のインタビューに登場。昨年秋に第2子を出産し、2児の母となった現在の女優復帰への不安や想いを語った。
メディアへの登場は約1年振りとなる市川。同記事によると、当初は2人目を妊娠中もしばらく仕事をする予定だったが、コロナで撮影が延期や中止になってしまったという。先の見えない不安に後ろ向きになってしまった時期もあったと語り、さらに「この子たちの母親は私しかいないけど、“35歳の女優”は私のほかにもいる。じゃあ自分が仕事をする意味って何だろう」と考え込むことも多かったと明かした。
そんな市川が、「夫も同業者なので、私が悩んでいることに気づいたんでしょうね」と“夫”のアドバイスがあったことを明かした。インタビューでは名前は明かしていないが、市川の夫は、俳優の戸次重幸。戸次は「14歳から続けてきた好きな仕事を、本当に諦めていいの?」「家事や育児も一緒にやるし、スケジュールもお互いやりくりしながら何とかなるよ」と女優を続けたい市川の気持ちを見抜き、背中を押してくれたという。
市川は家庭が子ども達にとって安心できる場所であることが大前提としつつ、「仕事も家族も同じくらい人生になくてはならないもの。どちらも諦めないために、子どもたちが独り立ちするまでは、多少のパワーが必要かもしれません。だけど、同業にも同じく子育てしながらしっかり仕事をしている先輩はたくさんいますし、自分にもできないことはないと思っています」と、自分の人生を前向きに生きる決意を示した。
ネットでは〈代わりはいる、誰にでも当てはまる言葉ですね。でも市川さんにしか出来ない事や市川さんを必要としている人も沢山いるはずです〉など応援の声が寄せられた一方で、〈良いことを言っているんだが、あのシゲが言っているかと思うとちょっと吹き出しそうになってしまった〉〈あの“ミスター残念”“思考が中学生”と言われていた戸次さんが……。両者にとって真の意味で運命の人だったんでしょうね〉〈ミスター残念、市川由衣ちゃんと出会えてほんと良かったと思う。今までの残念が全て吹き飛んだんじゃない(笑)〉など戸次のファンも好意的に反応した。
「戸次は大泉洋や安田顕らが所属する男性5人の演劇ユニット『TEAM NACS』のメンバーですが、そこでは“ミスター残念”というなんとも残念な愛称を付けられ、ファンの間でも浸透しています。イケメンなのに極度の怖がり、マイペース過ぎて勘違いや遅刻など数々の失敗をやらかし、それでいて子供のような純粋キャラというのが理由。それだけに市川を思いやる頼もしい発言に感心する前に驚くファンが多かったのでしょう」(芸能記者)
これを機に、戸次も「残念キャラ」から卒業となるかも!?
(柏原廉)