雨上がり決死隊の宮迫博之のYouTubeチャンネル〈宮迫ですッ!【宮迫博之】〉に、元プロ野球選手の新庄剛志氏が出演した。新庄氏は1989年ドラフト5位で阪神タイガースに入団。92年5月の対横浜大洋ホエールズ戦で決勝打となるプロ初ホームランを放ち、初のヒーローインタビューを受けると、この2日後、初代「ミスタータイガース」と称される藤村富美男氏が亡くなった日の試合で決勝打を含むプロ初猛打賞も記録。次代のミスタータイガースを期待するマスコミの記事が出始めるようになった。しかし、これが新庄氏にとっては思いのほかプレッシャーとなっていたようで、4月10日付け〈【大スター】新庄くんと久々に会ったら、スケールの大きさがケタ違いでした。〉と題した投稿回で、「オレ、タイガース嫌いなのよ」と、まさかの爆弾発言をしている。その理由とは…?
それは、若い時分に、クラブに遊びに行った際のことだ。周囲に女性がいる状況で、伸びをした新庄氏。しかしその翌日、新庄氏が泥酔して女性を両手に抱えハーレム状態といったニュアンスの記事が掲載され、球団から注意を受けた。さらに、札幌で試合が行われた際、チームメイトと寿司屋に赴いたときのことだ。タクシーで行くよりも早いことから、近道の大人の夜のお店が密集している地区を走り抜けたところが、またも翌日記事となり、球場ではファンからヤジが起こり、「タイガースの看板なのだから」と球団からまたも厳重注意を受けたそうだ。
ゆえに、「ややこしいのよ。だからオレ、タイガース嫌いなのよ」と爆弾発言。同じく出演していた新庄氏と仲が良いとされるお笑いタレントのインタビューマン山下から「最後言うなよそれ!」と厳しいツッコミを受け一同の笑いを誘う一幕も見せた。
派手な言動から多大な注目を集めた新庄氏。一挙手一投足まで監視されては辛かったであろう、スター選手の苦労が垣間見えた。
(ユーチューブライター・所ひで)