1年前まで「ブルゾンちえみ」の名で活動、大ブレイクも果たしてきた藤原史織が、25日に放送された「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)に出演。ところが視聴者の反応に、本人どころかメディアも想定外だったのでは?という声があがっているという。
「この日は番組20年目突入SP企画。過去に出演していた著名人を対象に『人生激変ランキング』を発表しました。そして番組に17年から約3年間、準レギュラーとして出演していた藤原が4位にランクイン。1年ぶりの番組出演を果たしたんです」(エンタメ誌ライター)
番組では芸人引退後の近況などを報告。「最近は目覚ましをかけずに朝日で起きてますし、家の中では焚火や滝の音を流したりして心穏やかに過ごしています」と、連日テレビで顔を見ていた時代とはまったく違うマイペースな生活を送っていることを説明、「これ(今の生活)が一番したいことなんで、これを堪能したら『よし、そろそろ働き始めましょうか』ってなると思います」と、心配された今後の活動についても語った。
「スタジオに現れた藤原はたった1年でブルゾン時代と違いずいぶんスリムになり、出演者からも驚きの声があがっていましたね。ただ、驚いたのは番組を見ていた視聴者の声です」(前出・エンタメ誌ライター)
番組終了後、SNSで多く聞かれたのが「復帰が早すぎ」「芸能界を引退したんじゃないの?」「名前変わったんだ…」といったような声だったとか。
「そもそも番組が『突如芸能界を引退したアノ人』と紹介をしていたわけですが、藤原の場合、『ブルゾンちえみ』名での芸人としての活動は辞めたものの芸能界を引退したわけではなく、現在は名前を本名の藤原史織にして芸能活動は継続中というのが現状。ただ、番組の紹介の仕方もあって、SNSを見る限りでは、“今は芸能界を引退しているけどまた芸能界に戻るつもりだろう”といった反応が目立ちました」(前出・エンタメ誌ライター)
とはいえ、今後の彼女についてはイタリア留学がコロナ禍で頓挫していること以外、あまり情報がないのも事実。ネット上でも「“そろそろ働く”で芸能界の仕事が来るとは思えない」「ブルゾンネタ封印でどうするつもり?」という意見も見られたように、コロナ禍に映画界や演劇界も振り回されている今の芸能界は、以前よりもさらに厳しい環境。今後は、「藤原史織が芸能界で具体的に何を目指すのか」をもっとファンやメディアにビジョンを伝えておくほうが、大きなお世話だが、得策かも…。
(塚田ちひろ)