育児をしながら各分野で活躍する女性を表彰する「第13回ベストマザー賞2021」の授賞式が5月6日に都内で行われ、「芸能部門」をタレントの篠田麻里子、「文化部門」をモデルの 蛯原友里、「スポーツ部門」を元バドミントン日本代表の潮田玲子が受賞した。
1歳となる長女を持つ篠田は「まだお母さんをちゃんとできているか不安なんですけど、自分にとってのベストを尽くして子育てを楽しんでいけたらいいなと思っています」と喜び、5歳の長男と3歳の長女を子育て中の潮田は「(仕事で)子どもたちを丸投げしても家事を完璧にこなしてくれているのでかなりサポートしてもらっています。 気持ちは(賞を)2人でもらったよ、と伝えたい」と元プロサッカー選手の夫・増嶋竜也氏への感謝を述べている。
彼女たちのように世間の注目を浴びているママタレントは数多いが、最近は人気ママタレの傾向に変化が起こり始めているという。
「今までは辻希美や北斗晶、木下優樹菜、 小倉優子らが人気を集めていました。彼女らはSNSで子育ての一部を公開して人気を得たタレントです。しかし、このところ支持を集めているのは仲里依紗、北川景子、菅野美穂、木村佳乃といった女優陣。 この中で、仲の場合はユーチューバーとしても大活躍しており例外になりますが、ほかの女優たちはネット発信というより、トーク番組などで子育てのことをあっけらかんと話す。そこで明かされる貴重なエピソードに対し、世のお母さんたちが共感したり、綺麗なママぶりにあこがれたりしているようです」(テレビ誌 ライター)
昔の女優はあまり家庭のことはしゃべらなかったものだが、これも時代の変化か。人気ママタレも変わってきたようだが、女優のあり方もまた、変わったようだ。
(鈴木十朗)