気が付けば、タレント・指原莉乃が2度目の黄金期を迎えている。数多くのレギュラー番組を持ち、11本ものCMに出演。億単位とも言われる収入と、絶好調ぶりを支える華麗な人脈を解剖する。
この春にも情報番組のメインMCをゲットした、指原莉乃(28)の存在感は増すばかりである。現在抱えている番組は、4月3日にスタートしたその「ゼロイチ」(日本テレビ系)のほか、「坂上&指原のつぶれない店」(TBS系)や「ヒロミ・指原の“恋のお世話始めました”」(テレビ朝日系)などのレギュラー4本に、準レギュラー7本の計11本。並行して、日本コカ・コーラや花王、三幸製菓など、11社ものCMにも出演している。芸能ジャーナリストの竹下光氏も舌を巻く。
「短時間の撮影で高額ギャラを手にできるテレビCMは、芸能人にとって最もおいしい仕事ですが、高い知名度と好感度、話題性が必要とされます。ましてバラエティーを中心に活躍する女性タレントが、11本ものCMに出演するとは並大抵のことではありません」
実際、日本モニターの「2020女性タレントCM起用社数ランキング」で5位にランクされ、上位20人の顔ぶれを見てみると、17人は女優陣で占められている。それだけに、指原のテレビ、CMの露出の多さは際立ち、もはや「テレビ界の若き女帝」と言っても過言ではない勢いなのだ。バラエティー番組を手掛ける放送作家が、彼女の権勢について語る。
「テレビ番組のキャスティングには、よほどの大物でない限り、出演者が口を出すことはほとんどありません。ところが指原は、自身の番組に親友のフワちゃん(27)やシソンヌ・長谷川忍(42)らを押し込んでいる。すでに業界内で別格の扱いを受けている証左です」
世間が抱くイメージ以上の大物ぶりを発揮するのは、テレビ局だけでなく、所属事務所との関係にも表れているという。
「指原が所属しているのは業界大手の『太田プロダクション』ですが、今では有吉弘行(46)と並ぶ稼ぎ頭。事務所のスタッフに『もっとギャラを上げてほしい』などと、冗談めかして不満を口にすることもあるそうです。それでも多忙の合間を縫って長谷川や盟友・峯岸みなみ(28)のユーチューブチャンネルに出演するあたり、スケジュール管理や仕事の選別に関しても発言権が与えられているからでしょう」(放送作家)
それだけに、荒稼ぎが予想される指原の収入はたびたび注目を集めるのである。