芸能

TBS「クレイジージャニー」復活の低視聴率が示す“ヤラセ”の代償

 紀行バラエティー「クレイジージャーニー」(TBS系)の特番が5月19日に放送され、世帯平均視聴率が7.8%(関東地区)だったことがビデオリサーチの調べで分かった。

 同番組は2019年9月に“不適切な演出”が発覚し、放送を終了。今回の特番は1年8カ月ぶりの放送だった。

 番組冒頭では「視聴者の皆さまに、ご心配をおかけしたクレイジージャーニーですが、温かいご声援を受け、心機一転、ジャーニーたちの新たな旅をお届けできることになりました」とナレーションが流れたのだが…。

「“不適切な演出”では、海外に生息する珍しい生物を捕まえる企画で、スタッフが事前に準備した生物をその場で発見して捕獲したように見せていました。また、この放送以外にも計7回、11種類の生物をTBS社員が事前に準備していたことも分かっています。MCのダウンタウン・松本人志は当時、自身のツイッターで『全てのクレイジージャーニーがヤラセだったと誤解しないで下さい。あの番組ではマジの素晴らしいクレイジージャーニー達とたくさん出会えました』とコメントしましたが、視聴者からは呆れる声が上がっていましたね。今回、久しぶりの特番を楽しみにしていたファンも多かったようですが、蓋を開けてみれば7.8%とゴールデン特番の枠にして大惨敗。このまま番組自体が消える可能性は高そうです」(エンタメ誌ライター)

 禁断の“ヤラセ”に手を出してしまった「クレイジージャーニー」。1年8カ月の“みそぎ”期間では、悪すぎる印象を拭いきることはできなかったようだ。

(ケン高田)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
獲得球団現れず…田中将大「1億円の大台」に固執なら「バナナの叩き売り」状態になる
2
【カナダの湖で大騒動】熊より巨大な肉食獣「ユーコン・ビーバーイーター」は巨大なナマケモノだった
3
4種類の抗ガン剤と副作用、そしてかかった治療費は…/東大病院でガン治療を受けた猫③
4
田中将大「日本で移籍先ナシ」で急浮上した「来春メジャーキャンプ招待選手」の選択肢
5
「大連敗ストップ」太川陽介に追い風が吹く「九州でバスVS鉄道」激突の「大分と熊本の恩恵」