23日のヤクルト戦に大敗したことで、借金が今季ワースト17にまで膨れ上がった横浜DeNAベイスターズ。左肩手術から復帰したエース・今永昇太(27)が今季初登板を果たしたが、4回1/3で7安打6失点と見るに堪えない結果に終わった。もはや、最後の希望まで潰えてしまった三浦大輔監督(47)の苦悶ぶりを「週刊アサヒ芸能」がキャッチしている。
不甲斐ないチームに対するファンの怒りは、三浦の家族にまで及んでいた。
「連敗中、某スポーツ紙で競馬記者をしている娘さんのツイッターアカウントに、球団を誹謗中傷するメッセージが寄せられるようになりました。中には、家族の人格まで否定するような文言も含まれており、娘さんは相当落ち込んでしまったそうです。1万人近くフォロワーのいたアカウントでしたが、削除されました」(球界関係者)
家族に迷惑をかけた自責の念なのか、時を同じくして、三浦番長の表情も沈んでいく。
「試合後の会見で何を質問しても『あぁ…』や『う、うん…』などと、言いよどむようになりました。本来はサービス精神豊富な人柄です。春季キャンプ中の休養日には、番記者連中を引き連れて2軍の練習を視察しながら冗談を言い合う場面もありました。DeNAの取材は100%リモートで、負け試合は監督にしか取材ができないルール。気の利いたコメントをくれないので、おのずと紙面での扱いは小さくなるばかりです」(スポーツ紙デスク)
極限状態にまで精神が参ってしまった頃だろうか。5月12日にレイズから筒香嘉智が戦力外通告を受けたとの一報が届けられたのだが、心ここにあらずのようだったという。
「『まだ新聞を見ただけなので、それについてコメントすることはないです』と、当たり障りのない言葉すら出てこない。そればかりか、娘さんから『筒香を呼び戻せばいいじゃない』と言われて、チームの弱小ぶりを意識させられたからか、本気で参っていたそうです」(前出・球界関係者)
もはや悲哀を感じるほど、弱り切っている三浦監督やチームについて、5月25日発売の「週刊アサヒ芸能」6月3日号で詳報している。