各地に緊急事態宣言が相次ぎドンヨリとした重苦しい空気の中、ホットで明るい話題といえば、女優・新垣結衣とシンガーソングライター・俳優の星野源との電撃結婚である。2人は、2016年放送のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)で共演。ドラマの中で結婚を果たすと、今年1月2日、その続編として結婚3年目を描いたスペシャルドラマも放送され、大きな話題を呼んでいた。
芸能生活40年で、ご意見番的存在とも言えるお笑いタレントの山田邦子が、みずからのYouTubeチャンネル〈山田邦子 クニチャンネル〉が、このおめでたい話に、電撃婚発表の当日、即座に言及している。5月19日に〈新垣結衣さんと星野源さんが結婚!?逃げ恥婚だ!〉と題した投稿回では、なぜこの時期だったのか?…と首を傾げた山田。もっとも、「(新垣が)ノリにノッた20代を待ったのか、カワイ子ちゃんではなく、本格派として考える今だったのかな…」と、32歳を迎えた新垣の転換期に合わせた形ではなかったかと持論を展開。事実、新垣はこれまで籍を置いていたレプロエンタテインメントとの専属マネジメント契約を終了することも発表。今後は個人での活動を視野に入れているようだ。
ドラマがきっかけで結婚に至った芸能人と言えば、古くは、1984年放送の「風の中のあいつ」(日本テレビ系)の渡辺徹と榊原郁恵や、86年放送の「男女7人夏物語」(TBS系)の明石家さんまと大竹しのぶなどの顔が浮かぶ。今や、その息子、娘が芸能界デビューしているのだから時間の流れの早さを痛感せざるを得ないが、いつしか、新垣、星野の子供が芸能界で活躍する日も来るのだろうか…?ともあれ、大物芸能人同士の結婚報道は、いつの世も気分を明るくさせてくれるものだ。
(ユーチューブライター・所ひで)