俳優・山田孝之の発言を巡り、ネット上で批判が相次いでいる。山田は5月19日放送の「突然ですが占ってもいいですか?SP」(フジテレビ系)に出演したが、問題の発言は「カリスマ美人占い師」として知られる星ひとみから「小学5~6年生で切り替えが少し入るんです」「何かズレを感じているっていう」と指摘された際に飛び出した。山田は、
「小学5年生の時から、義務教育の教科をドンドン切り捨てていったんです」とみずからの過去を告白したのだ。
たとえば、社会の教科書を読んでいた際、古墳や土器について「何で割れたものを覚えないといけないのか。これいらないな」と感じたといい、数学も”パイ”(円周率を表す記号)が出てきた時に「これ自分の人生に使わないな。この辺はもういいや」と、義務教育の学習を一部放棄したのだという。その結果、37歳となった現在も「余白がある」「どんどん新しいことが入ってくる」と肯定的に語った山田。
だが、ネット上では異論が噴出した。「勉強しなかったことを正当化するな」との声だけでなく「だから常識が学べていないのか」と、コロナ禍での山田のたび重なる「自粛破り」報道に絡めた指摘も相次いでいるのだ。
山田の発言について「かく言う山田は並外れて勉強熱心な俳優。芝居だけでなく映画監督をやって会社まで設立している。『学校を出てからの勉強のほうが大事』という彼なりのメッセージではないでしょうか」と語るのはさる芸能関係者だ。さらに続けて「今回の発言で『ある人物』との共演に向けて加速するのでは」と指摘する。その人物とは─。
「小学校に行かないと宣言し話題となったユーチューバー『少年革命家ゆたぼん』です。実際に山田の発言について、ゆたぼんの父親がツイッターで好意的な反応を示している。いつゆたぼんサイドから動画内での共演オファーがあってもおかしくありません」(前出・芸能関係者)
まだまだ議論は続きそうだ。
(山倉卓)