アサ芸でもおなじみの深田恭子が突然、活動休止に追い込まれた。発表された病名は「適応障害」だという。どこかで聞き覚えはないだろうか。そう、皇后・雅子さまも20年以上にわたって闘病しているものなのだ。一部からは引退危機も囁かれる深刻病状の実際とは‥‥。
「元気そうには見えなかったけど、そこまで追い詰められていたとは考えもしませんでした‥‥」
こう語るのは、5月24日に深田恭子(38)が出席した、CMキャラを務める「KIRIN」の新商品発表イベントを取材した芸能記者である。
去る5月26日、深田が「適応障害」と診断され、芸能活動を当面の間休止することが発表されたが、まさに寝耳に水の一報だったのだ。
「イベントでは深田の抱き心地のよさそうなむっちりボディも鳴りを潜め、見るからに痩せていました。深田は7月にフジテレビでスタート予定だった主演ドラマ『推しの王子様』も降板し、休養に徹するということですが、イベントでも喋り方はひどくゆっくりで、声もかすれ気味。確かにあれでは、撮影どころではないかもしれません」(芸能記者)
ドラマの代役は比嘉愛未(34)に決まったが、そもそもホリプロ制作で主役を深田に当て込んで脚本を書いていたもの。
医学博士の中原秀臣氏が「適応障害」とはどのような疾病なのかを解説する。
「この病気は、何らかのストレスが原因で発症します。抑うつ状態になったり、不安や焦燥に駆られたり、疲れやすくなったり、めまいを起こしたりと、心と体に様々な症状が現れます」
発表によれば、体調を崩し始めたのは昨年の春頃。つまり、新型コロナが猛威を振るい始めた時期と一致する。コロナ禍が国民の心身に負担を与えていることは自明だが、美体を誇る深キョンにまでその牙を向けていたとは──。事務所に近い関係者が言う。
「深田さんは普段から文句やわがままも言わず、決まった仕事とはきっちり向き合うタイプで、勤続疲労の側面もあるでしょうね。実際にこのところ働き詰めだったようです。フジテレビの連続ドラマ『ルパンの娘』が昨年の秋に撮影が開始、それが終わった昨年末からもすぐに映画版がクランクイン。合間にCM撮影などもこなすハードスケジュールの中、今年の2月から3月頃にかけて目に見えて体調が悪かった。直近では撮影中に倒れて点滴治療を受けるなど、関係者から健康面を心配されていたようです」
そして、ようやく映画がクランクアップした5月上旬に本格的に医師の診察を受けたところ、休養を要するまでの診断結果が出たというわけである。
一日も早い回復を願うばかりだが、一筋縄ではいかないようだ。
その理由は、現在は皇后となられた雅子さま(57)が、皇太子妃時代から長年患っていると言われるのが、まさにこの「適応障害」という病だからだ。