4月11日からスタートしたドラマ「ネメシス」(日本テレビ系)で、約3年ぶりに民放連ドラの主演を務めている広瀬すず。嵐・櫻井翔とのダブル主演で華々しく始まったものの、平均視聴率は初回11.4%をピークに右肩下がりの大誤算となっている。
しかし、ドラマも終盤に差し掛かったところで一転、注目度が急上昇しているという。
「3話では、広瀬とは共演NGと見られていた同学年ライバルの橋本環奈が登場。当初は“親友”というチョイ役扱いだったのですが、5月30日放送の第8話では彼女が“黒幕”だったことが判明。お嬢様然としたふるまいから突如、狂気の表情を浮かべて広瀬にガチ蹴りをかましたことで、ネット上が大盛り上がりとなりました」(テレビ誌ライター)
広瀬は雑誌の専属モデルをきっかけに、10代から映画やドラマなどに主演。若手本格派女優の道を歩んできた。一方の橋本は「1000年に一度の美少女」として世間の目に止まり、そこから演技力を磨いて現在の地位を築いた叩き上げ。そんなライバル同士が敵味方に分かれたのだから、双方のファンにとってはたまらない展開だろう。
アイドル評論家が2人についてこう語る。
「個人的には橋本に『若手』『新進』というイメージが強い。広瀬のほうはベテランの大御所と組んだりして、王道を歩んでいくでしょう。橋本は今後どうなるか予想できず、だからこそ期待値も大きい」
芸能界では女優、グループ、グラドル、歌姫、女子アナなどあらゆるシーンでライバルの存在が「天下獲り」のモチベーションになってきた。
6月3日発売の「アサ芸Secret Vol.70」では、新垣結衣と長澤まさみ、前田敦子と大島優子、宇多田ヒカルと浜崎あゆみ、松田聖子と中森明菜、小池栄子と佐藤江梨子など歴史に名を刻んだ「覇権争い」10番勝負を再現。気になる向きはぜひチェックしていただきたい。