昨年4月期に放送された櫻井翔と広瀬すずのW主演ドラマ「ネメシス」(日本テレビ系)の続編が撮影されていることが5月31日発売の「週刊女性」に報じられたが、これに“違和感”の声が続出している。
同誌によると、5月下旬に千葉県の海辺に近いレストランで撮影が行われ、主演の櫻井、広瀬のほか、江口洋介、KAT-TUNの上田竜也らの姿もあったという。
「ネメシス」といえば、豪華なキャストや制作陣を揃えているため、ドラマ放送前から、映画化も見据えたビッグプロジェクトだと一部で報じられた。しかしいざ放送が始まると、初回こそ平均視聴率11.4%と二桁でのスタートとなったものの、以後、最終話の十話まで一桁の低空飛行。櫻井、広瀬に橋本環奈も加わった作品だったわりには、数字はまったく振るわなかった。
「当時、ネット上では、キャストは豪華だけどミステリーとしてつまらない、テンポが悪いなど、脚本、演出への批判的な声が集まっていました。視聴率も低かったため、映画化や続編は白紙化とも言われていました」(芸能ライター)
ところが続編撮影の報道を受けて、
「ネット上では櫻井ファンの喜び声が湧き上がった一方、『初めから続編ありきだったんだろうな』『広瀬すずの無駄遣い』『今さら誰が見るのコレ』など辛辣な声も多数見受けられます。再招集された豪華な出演者の面々も、複雑な心境かもしれませんね」(テレビ誌ライター)
続編が事実であれば、今度こそ不評を覆せるのか注目したい。
(鈴木十朗)