深キョンの芸能活動休止に伴い急きょ、7月期のドラマで代役主演を務めることになった比嘉愛未は、性格もスタイルもよく、プロ意識も高いといい、それだけで非の打ちどころがないように思える。が、それ以上に高みを目指す上で必要な要素もきっちりと持ち合わせている。熱狂的な男性ファンを取り込むのに重要なフェロモン、そして女優としての振り幅を広げる度胸である。
現在放送中の「にぶんのいち夫婦」(テレビ東京系)でも、まさにその資質を見せつけていた。優しいイケメン夫との生活で「世界一幸せな妻」などと信じて疑わない妻役を演じているが、夫の不貞疑惑から一転。2カ月も夜の夫婦生活がなくなった不満も相まって、体はほしがって仕方ない。なだめる夫から首に手を回されると、唇を求め合って目が潤むばかり。ベッドに倒れ込んで、何度も甘噛みし合った後、首筋を欲望の赴くまま舐め回されると、「アン、アン‥‥」と、思わず漏らすようにアエぎ、侵入する手で服の中をまさぐられ続けても、されるがままに快楽に浸るのだった。
深キョンの代役に向け、試運転での艶技開眼かと思いきや、決してそうではない。実は、過去にも衝撃的なベッドシーンを演じていたのだ。芸能記者が語る。
「07年公開の映画『幽閉者テロリスト』(スローラーナー)で、大胆な、性の初体験をするカラミを披露しています。しかもその作品は、ネット上にも動画が皆無なばかりか、比嘉の公式プロフィールからも外されているんですよ。過敏に反応するほどの“黒歴史”だったのか、疑ってしまいます」
となれば、内容が気にかかる。さっそく同作品を入手し、再生を試みた。
境内にある密室。好きだったら情交をするよう仲間からはやし立てられた女性未体験男子が、同じく未体験の比嘉と初々しいキスを交わしながら押し倒していく。当時は20歳前後だったが、セーラー服をまとっているのが艶めかしい。
制服の上から胸を揉まれるも、恥じらって手でそれを拒む。体中を撫で回され、スカートを脱がされそうになると、白い肌着がチラリ。その日は一線を越えられなかった2人だが、後日、思いは成就する。
ぎこちなくもお互いの肩を抱き合って、正面から唇をむさぼり合う。抗うことなく横たえさせられるが、汗だくの男が「俺、わからないんだ」とオタオタし出すと、こうささやくのだ。
「私もよ。でも、好きだから」
と、女神のように相手を手で包み込むと、自身も貫通は初めてだというのに、チェリー男子の欲望を甘受する。無我夢中の男がせわしなく行為を加速させれば、はだけたYシャツから純白の白いアンダーウエアが見え隠れ。その隙間からは生バストがこぼれそうだ。首筋に目いっぱいの愛撫を受けると、両目を見開いて全身で劣情を受け止めるべく男を“発射”に導くのだった。