東京五輪招致に大きく貢献をした滝川クリステル(36)。イベントに引っ張りだこの彼女だが、例のパフォーマンスの再現を笑顔で“封印”してしまった。その微笑の裏には、「お・も・て・な・し」精神のかけらもないゴーマンな素顔が隠されていたのだ。
「皆さんがやってくれるので、私はおなかいっぱい」
11月21日に開かれた「ベストチーム・オブ・ザ・イヤー2013」授賞式に、滝川は最優秀賞となった五輪招致チームの一員として出席した。報道陣は最終プレゼンで滝川が行った「おもてなし」パフォーマンスの再現を確信していた。
ところが、滝川は冒頭のように語ってやんわりと固辞。6日後に行われた「ベストドレッサー賞」の授賞式で特別賞を受賞した滝川は、パンツルックながらも、背中を大胆に露出させた衣装で登場した。その開放感あふれる姿に「今度こそ」と期待したが、ここでも封印したのだ。
「主催者側は『おもてなし』の再現を期待してオファーしており、滝川側も今が売り出す絶好機と捉えてオファーを受けている。ところが、滝川本人が嫌がっているのです。あのイメージがつきすぎるのを避けたいようです」(芸能記者)
とはいえ、滝川も周囲の重圧に耐え切れなくなったのか。「ベストドレッサー賞」の時には、大きな反響に驚いていることを明かし、友人が使った言いかえのギャグ「お・も・て・で・ろ」を披露したのだ。
「リップサービスのつもりでしょうが、日刊スポーツの記者は青ざめていました。というのも6月に、交際中の小澤征悦(39)が滝川と『年内結婚へ』と報じた日刊スポーツが気に入らなかったようで、滝川側は21日のイベント会場から『表出ろ!』とばかりに締め出していたのです」(前出・芸能記者)
まさに「表なし」の裏側では、ゴーマン極まりない態度だったのだ。それはCM出演交渉時も同様で、広告代理店関係者もこう話す。
「現在の滝川の価値が急騰しているのは認めますが、滝川サイドが求めるギャラは、CM1本で1億円と法外です。超大物俳優レベルの金額ですよ。どうも事務所というより、滝川の母親の意向らしいのですが」
芸能ジャーナリストの伊藤直樹氏が言う。
「芸能ビジネスに肉親が介入してうまくいったケースは少なく、いい傾向とは言えません。もっとも滝川本人はライフワークの環境問題を取り扱う仕事に力を入れたがっていて、本人の意思と周囲の思惑がチグハグしている。滝川自身が出し惜しみにふんぎりをつけないと、早々に世間から忘れられてしまうことだってありえますよ」
はたして、滝川の心に本当の「おもてなし」精神が招致されるのはいつになるのだろうか。