お笑い芸人・東野幸治が23日深夜放送のラジオ番組「東野幸治のホンモノラジオ」(ABC ラジオ)に出演。ブレイク前の華原朋美について振り返った。
番組中、かつて東野と今田耕司が司会を務めたバラエティー番組「天使のU・B・U・G」(フジテレビ系)の話題に。
東野いわく「売れないアイドルを集めて、体をつかったシゴキ教室であったり、ゲームをやったり」という番組で、出演アイドルの中でもよく頑張っていたのが華原(当時は遠峯ありさ)だったとか。マネージャーに文句を言うコーナーでは「ギャラ上げろ!お前!」と声を荒らげているのを見て、「遠峯ありさっておもろいな」と思っていたという。
しかしある日、プロデューサーから「今週で遠峯ありさ、卒業になります」と告げられ、 「えっ、なんで? 頑張ってくれてるのになんでやめるんですか」と東野が聞くと、「小室さんのプロデュースでデビューすることが決まりました」と説明されたのだとういう。
ブレイク後の華原は不思議系キャラになり、「ギャラ上げろ!お前!」からイメージが変わったと思いつつも、応援していたという東野。
「もう会うことはないだろう」と思っていたが、2年後、ある番組のゲストに華原が出演することに。すっかりキャラ変した華原との再会に「ええっ、来るの? どうしよう」と東野は焦ったそうだ。
当日、楽屋にいると、ノックが鳴り、ドアが開くと立っていたのは華原。東野が「3 割ぐらい“久しぶり”の顔、7割ぐらい“はじめまして”の顔して」挨拶をすると、華原は「こんな感じで、やってるんです…」と言ったとか。東野は「いや、もちろん、もちろん! わかってる、わかってる。お互い頑張っていこう!」と話し、その放送はそつなくこなしたと振り返った。
華原といえば、今年4月、「アウト×デラックスSP」(フジ系)で「お金がすべて」と発言し話題となったが、東野の話を聞くと、もともとが金銭に貪欲な、たくましい性格なのだろう。
(鈴木十朗)