明石家さんまが3月12日、「ヤングタウン土曜日」(MBSラジオ)に出演。かつて会社に「ギャラを下げてほしい」と申し出たことがあると明かす場面があった。
番組冒頭、給料についての話になり、さんまは「オレも頑張って給料ちょっとでも上げるように…。社長なり会長なりに会った時はそれなりに話するよ」と告白。番組内では、さんまとしては会社全体の給料を「上げてくれ」と言っていると説明したつもりだったが、うまく伝わらず、村上ショージが「もう兄さん上げなくていいでしょ」とツッコんだ。
そのためさんまは「ちゃうやん。オレ(の給料)は上げてくれ言うてないねん。オレは『下げてくれ』って言うたんや」と言い、「番組の制作費も今は少ない中、オレは下げてくれって会社に言ったことがある」と明かした。
さらにさんまは「そしたら東野(幸治)が『ちょっとさんま兄さん、待ってください。 さんま兄さんが下げると、われわれ中堅も下げなきゃいけない。われわれはまだ大丈夫ですけど、もう一つ下が生活が大変になる』と」「オレが下げたら、みんなにそんなに迷惑がかかるのか、というのでやめたんですよ」と振り返っていた。
「さんまは以前、このラジオ番組で、『さんまのまんま』(フジテレビ系)が終了したのも“自身の高額ギャラがネックになった”と明かしていました。その時も、自分のギャラを下げると後輩も下がってしまうところが難しいと語っていましたね」(芸能ライター)
さんまのギャラの高額具合が垣間見える話だが、上には上の悩みがあるということか。
(鈴木十朗)