芸能界デビュー20周年を記念して、長澤まさみが写真集を発売した。オトコをとりこにしてきた「モテキボディは1日にして成らず」とばかりに、若手時代にバストマッサージで豊満化に励み、あるダイエットで美脚を強化してきた集大成だ。フェロモンムンムンの乱熟したカラダの秘密を公開しよう!
赤いスポットライトを浴びながら、戦国時代の身分の高い女性を想像させるように立て膝で座っているのは、長澤まさみ(34)だ。
しかも、今やドラマや映画でお目にかかれないビキニ姿で、陰部の食い込みもさることながら、推定Fカップの胸元はふっくらとした丸い弧を描きながらドンッと存在感を主張。改めて、その巨乳ぶりを確認させるのだった──。
これは8月5日にデビュー20周年を記念して9年ぶりに発売された写真集「ビューティフルマインド」(宝島社)の一場面である。撮影は3人のカメラマンによって行われ、他にも全身肌着でボディラインの美しさが際立ったものや、薄いピンクのタイツ衣装で思わず陰部に目を奪われるカットなど、大人のセクシーがちりばめられていた。
「発売前に重版が決定し、スタートから3万部を突破する好調ぶり。本来、昨年が20周年でしたが、1人芝居『ガールズ&ボーイズ』がコロナの影響で中止になるなど、厳しい状況下でようやく記念作品が出せました」(芸能記者)
昨年は映画「MOTHER マザー」(スターサンズ/KADOKAWA)と「コンフィデンスマンJPプリンセス編」(東宝)で、国内の映画祭では主演女優賞ラッシュに沸き、名実ともにトップ女優に輝いた。とはいえ、ここまで順風満帆だったわけではなく、「フェロモン」と「オトコ」の変遷が見え隠れしながら、頂上まで上り詰めてきたのである。
00年に「東宝シンデレラオーディション」でグランプリを受賞して芸能界入りした長澤は、翌年から毎年、写真集を発売。が、03年の「Summertime Blue」(学研プラス)で早くも「16歳ラスト水着」を宣言した。
「次の写真集まで4年間空くので、当時は水着の仕事が嫌だったのかもしれません」(グラビア編集者)
その長澤の知名度を一気に上げたのが、04年の映画「世界の中心で、愛をさけぶ」(東宝)。セカチューブームが巻き起こり、そこからドラマ「ドラゴン桜」(05年/TBS系)、「プロポーズ大作戦」(07年/フジテレビ系)と、出演作が高視聴率を連発していく。
と同時にフェロモンボディも注目され、イベントでは並いるカメラマンの視線を釘づけにしてきた。そんな長澤に初めてオトコの噂が浮上したのも07年だった。
「ドラマ共演をきっかけに、嵐の二宮和也(38)と交際していると報じられました。都内の高級住宅街に引っ越して近所同士になったと言われていたが、双方の事務所は交際も引っ越しの事実も否定。ただ、その後も長澤がイベントに出演すると報道陣から『交際は順調ですか?』と質問が飛び、意味深な笑みだけを浮かべて会場を後にすることもありました」(芸能記者)
真相はさておき、ビューティフルボディに共演者がメロメロになるのは、この頃から始まっていたようだ。