デビュー20周年を記念して、9年ぶりに長澤まさみの写真集「ビューティフルマインド」(宝島社)が発売された。
撮影は3人のカメラマンで行われ、圧巻の「立て膝」セパレート水着姿を始め、全身肌着でボディラインの美しさが際立ったショット。さらに薄いピンクのタイツ衣装で思わず目を奪われるカットなど、大人の艶っぽさが随所に散りばめられている。
「発売前に重版が決定し、スタートから3万部を突破する好調ぶりです。本来、昨年が20周年でしたが、1人芝居『ガールズ&ボーイズ』がコロナの影響で中止になるなど、厳しい状況下でようやく記念作品が出せた形ですね」(芸能記者)
昨年は映画「MOTHER マザー」(スターサンズ/KADOKAWA)と「コンフィデスマンJP プリンセス編」(東宝)で、国内の映画祭では主演女優賞ラッシュに沸き、名実ともにトップ女優に輝いた長澤。とはいえ、決してこれまでが常に順風満帆だったわけではなく、「フェロモン」と「オトコ」の変遷を見え隠れさせながら頂上まで上り詰めているのだ。
00年に「東宝シンデレラオーディション」でグランプリを受賞して芸能界入りし、翌年から毎年写真集を発売した長澤。が、03年の「Summertime Blue」(学研プラス)で早くも「16歳ラスト水着」を宣言している。
「次の写真集まで4年間空くので、当時は水着の仕事がイヤだったのかもしれません」(グラビア編集者)
その長澤の知名度が上がったのが、04年の映画「世界の中心で、愛をさけぶ」(東宝)。“セカチュー”ブームが巻き起こり、それから一気に火がつき、ドラマ「ドラゴン桜」(05年、TBS系)、「プロポーズ大作戦」(07年、フジテレビ系)と出演作が高視聴率を連発していく。
さらにこれまでオトコをトリコにしてきた「モテキボディは1日して成らず」とばかりに実践してきた、若手時代のバスト育成法や秘密の美脚トレーニングについても、8月17日発売の「週刊アサヒ芸能」8月26日号で詳しくレポートしている。