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槙原寛己、”胸のつかえを取ってくれた”長嶋監督「人心掌握術」を動画回顧!

「巨人三本柱」として活躍した元プロ野球選手の槙原寛己氏が、巨人の後輩でもある元プロ野球選手・上原浩治氏のYouTubeチャンネル〈上原浩治の雑談魂〉に出演。槙原氏は、選手時代の名声のみならず、わかりやすく、かつ流ちょうな話し方から野球解説者としても定評がある。また講演会でも活躍しており、部下の心を動かす人心掌握術を披露しているそうが、その中で欠かせないのが、ミスターこと、当時の長嶋茂雄監督からかけてもらった言葉のようだ…。

 同チャンネルの8月16日付け投稿回〈【前代未聞】ある意味バックスクリーン3連発よりも恥だった槙原寛己さんの大失態〉で明かされたことだが、槙原氏の心をザワつかせたエピソードとして思い返されるのは、FA権を得た1993年シーズンオフのことだという。

 巨人球団からの申し出がなく、不信感からFA権を宣言。その後、長嶋監督がバラの花束を持参して槙原氏の自宅を訪れたのは有名な話で、槙原氏がみずから出向くことを口にしても、長嶋監督は、「オレがお前の所に行って交渉するのが大事だ」と言ったという。

 これがきっかけで槙原氏は巨人残留を決めている。その後、槙原氏は98年からクローザーに転向しているが、本当は200勝を目指して先発したかった槙原氏。ピッチングコーチの申し出にOKは出したが、心はモヤモヤと…。

 そこに長嶋監督が現れ「受けてくれたらしいな、ありがとうな」。この一言で「スッと胸のつかえが取れた」と振り返った槙原氏は、「気持ちよく人を動かすって言うのも、最後、トップの言葉がすごく大事なんですよ」と講演会では話して聞かせるのだとか。

 プロ通算159勝、先発に固執していれば「200勝達成」もあり得たかもしれない槙原氏にクローザーを決意させた長嶋監督の思いやりのある言葉とエピソードを拝聴できた。折しも、8月22日に巨人に移籍し初本塁打を放った中田翔を、試合前に激励したと長嶋氏の姿とも重なるような、見ごたえのある回であった。

(ユーチューブライター・所ひで)

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