お笑い芸人のケンドーコバヤシが、8月25日放送の「アッパレやってまーす!水曜日」(MBSラジオ)で、番組で獲得した賞品・賞金について大阪と東京の違いに触れた。
リスナーから、「番組やイベント企画でもらった賞品や賞金で印象に残っているものや一番高かったものは何ですか?」とのメールに対し、ケンコバは「賞品ってもらえるっていうことが、オレが東京来てから一番衝撃受けたことやね」と一言。
この日に出演していたAKB48の大家志津香から「本当ですか? もらえないものだと思ってたんですか?」と聞かれると、「関西のバラエティ番組はもらえない」と暴露し、出演者らは驚愕。「まぁ、言うていいのかどうかわからんけど、事実は事実やから」と続けた。
アンガールズの山根良顕が「関西全体ですか?番組によるんですか?」と聞くと、「オレらが出てた若手芸人が出てたようなやつ。ほんなら、(賞金について)なんで言うねんって思ってたけど。オレらも熱狂せなあかんやん。『100万円全員で山分け!』とか言うて、ウワーッてなるやん。でも、 もらわれへんの知ってるのよ」と、具体的な番組名は出さないものの、関西の番組のあり方に疑問を呈した。
さらにアンガールズ田中卓志が「オールザッツとか、ああいうのって賞金あるんですか」と、 ケンコバが2001年に優勝した特番「オールザッツ漫才」(MBS)に触れると、ケンコバは「オールザッツって賞金制になったのよ、オレが優勝した次の年から」と明かし、「(『アッパレ─』の放送局である)MBSやからハッキリ言うけど、オレ、空(カラ)の賞金やからね。次の年から“マジ賞金”。腹立つわぁ、MBS。大嫌い毎日放送。墓場まで恨んでやる」と共演者らを笑わせた。
どこまでが真相なのかはわからないが、大阪の番組は東京と比べて制作費が少ないというのはよく聞く話。もし、これほど違いがあるとすれば、大阪で人気の出たお笑い芸人が東京進出するのは当然かもしれない。
(鈴木十朗)