お笑い芸人のケンドーコバヤシが、8月30日放送のラジオ番組「アッパレやってまーす!」(MBSラジオ)で、吉本興業所属の芸人に不祥事が続いている理由について、新説をブチ上げた。ケンドーコバヤシは、千原ジュニアと問題を起こす吉本芸人が多いことについて話したという。「オレ、イヤやねん。同じ事務所のヤツが問題を起こすの」とバッサリ斬ったうえで、ノンスタイル・井上裕介、インパルス・堤下敦、ガリガリガリクソンら相次いで問題を起こした吉本芸人を「道路交通法違反三銃士」と呼んでいると明かした。
「ケンコバによると、不祥事すべての元凶は『本社(東京本部)の場所が悪い』ことだという。吉本興業の東京本部は新宿区にあります『歌舞伎町のゴールデン街の前やから。ロープ振り回してるオジさんとかおんのよ、目の前に』と口火を切ると、『街の人に怒られるかもしれへんけど』と前置きして、8個くらい三つ編みしているオジサンがいたりして、正常でいられないとまでまくしたてたんです」(芸能ライター)
ちなみに共演したアンガールズ・田中卓志の所属事務所であるワタナベエンターテインメントの所在地は、「オシャレな女の子たちが、事務所の前を歩いてる」表参道のすぐそば。さらにケンドーコバヤシは「ホリプロなんて、目黒の閑静な住宅街にスッと立ってて(※目黒駅徒歩3分)。人力舎なんて、新宿とはいえ、お医者さんとか弁護士が住んでるような超高級マンションの何フロアか使っている」とうらやんだ。
一方、「吉本は新宿の空いてた小学校に勝手に入って、事務所にして。しょっちゅう、奇声聞こえんねんから、遠くで。環境が悪いわ、俺ら。だからやねん、問題起こすヤツ多いの」と結論づけたのである。
「2008年4月、花園神社の隣に移転した吉本は学校統廃合で閉校した旧四谷第五小の建物を1年半の工期と約10億円の工費をかけて耐震工事を施し、再利用しています。職員室が社員のオフィス、芸人や関係者との打ち合わせや会議、インタビュー取材などは『教室』で行われていますが、セキュリティ対策も万全です。毎月340万円の家賃を支払っており、家主である新宿区との契約は10年で切れる。つまり来年が更新で、ケンコバの言うように、本社の場所が悪いと幹部が考えたとしたら、移転もありでしょうが、あれだけの広い土地はなかなかない。更新になるんじゃないですか」(女性誌記者)
花園神社は商売繁盛の神様のはずだが、ご利益はない?
(塩勢知央)