6月8日、人気ユニットAKB48メンバーの柏木由紀が、タレント活動の一時休養を公式ホームページで発表した。今ではスポーツ紙記者もひと安心の様子で、
「6月3日放送の『主治医が見つかる診療所 芸能人“お悩み解決”人間ドックSP』(テレビ東京系)の出演がきっかけで、10万人に1人の割合で発症すると言われる難病『脊髄空洞症』が判明。6月25日に7時間以上に及ぶ脊髄髄内腫瘍の摘出手術を受けて成功しました。7月15日には柏木の公式YouTubeチャンネル『ゆきりんワールド』で『帰ってきました~』と笑顔で退院を報告し、ファンを感激させました」
この日は柏木の30歳の誕生日。予定では、まだ入院しているはずだったが、
「決して無理をしたわけではなく、『奇跡が起きました!』と喜んでいました。医師から『退院は術後1カ月ぐらい』と言われながら、わずか8日間での退院だったので、院内でも驚かれたそうです。柏木は『脊髄に腫瘍があり、しっかりと摘出したので、これ以上、悪くなることはないので元気に活動したいと思います』と説明していた」(前出・スポーツ紙記者)
退院後は週に2、3回のリハビリを続けている。女性誌編集者によれば、
「『ゆきりんワールド』で術後の報告をしていて、両手首に0.5キロのおもりを巻いて、1キロのおもりを真上に突き上げたり、左右にカニ歩きをしながらスピードアップさせたり、体力の回復を図っているみたいです。とはいえ、さすがに手術後はつらくて、翌朝から機械で入れる痛み止めを10分おきに使用するなど、術後2日間は『ほぼ覚えてない。しんどすぎて。ずっと寝てた』とも明かしていました」
それだけに、本人にも周囲にも「奇跡の回復」と映ったようだが、
「ゆきりんは医師から『気持ちが本当に大事』と言われた逸話を披露。『私は絶対、AKB48に戻るぞ、っていう強い気持ちで臨み、8日で退院できた。自分の目的を持つというのが大事』と話していました。30歳の誕生日は、長期間にわたって準備して完成させた特別な写真集の発売日だったことも、奇跡を呼んだ理由かもしれませんね」(女性誌編集者)