今年4月から米国を拠点に活動しているお笑いタレントの渡辺直美が9月4日、自身のYouTubeチャンネルを生配信。自身の“分身”が存在していることについて語った。
渡辺は「ずっとみんなにしゃべりたかった話。ちょっと怖い話なんだけど」と切り出し、 数々の“自分とそっくりな人物”にまつわる不思議な出来事に言及。
例えば、3年ほど前のあるとき、渡辺のスタイリストから「渡辺を表参道で見た」と電話がかかってきて、「いま表参道でマネージャーさんとタクシーに乗ってましたよね。 声をかけようと思ったんですけど、周りでファンの人たちがワーッてなってたんで電話かけちゃいました」と言うのだが、渡辺は「私、いま家にめし食ってるよ」と返答。
スタイリストは「マネージャーさんも普段着ているような私服だったんですよ」と続け、加えてその“分身”はタクシーの中からファンに手を振っていたとも。渡辺は「怖いじゃん。何年も私に毎日会ってる人が見間違えるって」と振り返った。
さらに、それから1年後、家で夕食を取っていたとき、俳優・寺島進から電話がかかってきて、「直美ちゃん、後ろ見てよ、後ろ」と言われたとか。渡辺が「なんですか??」と部屋の中で振り返っていると、寺島は「後ろの車、俺たち乗ってるから」。渡辺は「すみません、 私、いま家にいるんですけど」と答えたそうだ。
寺島によると、ドラマの撮影の帰りにロケバスで移動している際、目の前のタクシーに渡辺が乗り込むのをバス内のみんなが目撃。寺島が「直美ちゃんに電話してみるわ」と、電話をかけたと説明したという。
渡辺はほかにも、ものまね番組に出演した際、新宿のショーレストランの関係者から以前オーディションに来てビヨンセを踊っていたと話しかけられたこと、居酒屋の店主からビヨンセを踊って店を盛り上げてくれたと感謝されたこと、たけし軍団のメンバーから、合コンでビヨンセのモノマネをしていたと言われたことも明かし、全て身に覚えがないのだとか。
世の中には似ている人が3人いるというが、仕事で接している人が見間違えるほどのそっくりさんがいるということか。少々ホラーな話だ。
(鈴木十朗)