ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、9月16日放送の「やすとものいたって真剣です」(朝日放送テレビ)に出演。ダイアン・津田に対し、「鈴木奈々みたいになっている」と指摘する一幕があった。
この日は前週出演した淳のトーク延長戦を放送。お金の話題や、テレビの未来などを語ったが、その中で津田が淳に真剣相談するパートがあった。
「ボクら東京に行って3年目なんですけど、このままでいいのか、もっとやり方を考えたほうがいいのか」と津田に、「そのままでいいと思います」ときっぱりと答えた淳。
淳は続けて、「漫才できる人はそれだけで強いじゃない? みんな漫才っていう武器持ってるのに、なんでテレビに出始める頃に、その大きな武器を見失っちゃうんだろうって思う。僕なんてその武器持ってないからうらやましい」「なんだったら吉本(興業)じゃなくたって、その漫才はできますよ。漫才という、あなたたちしかできない話芸をどこの場所でも出せるんだから。こんな強い武器を持っていることに、まず自分で気づいたほうがいい」とアドバイス。
さらに「吉本いつでも辞めるって覚悟を持ちながら、吉本にいたほうが…。テレビなんていつでも辞めてやるって思いながらテレビにいたほうがいいと思う」 と付け加えた。
それを聞いた津田は「このままでいいってことですか?」と重ねて質問すると、淳は「このままでいいっていうか、自信を持ったほうがいい。ダイアンっていうコンビって。ほかの人はマネできないでしょう。なんで不安になるのかなって思う」と答えた。
海原ともこが「津田くんが要ると思ってる人は津田くんが要るねん。“オレなんか代わりがおるし”みたいなこと思っていながら仕事してるって、使ってもらってる人にも失礼じゃない?」と、津田に投げかけると、淳は「そう。鈴木奈々と同じ病気になってるよ。鈴木奈々、あんなにスキルあるのに、若い人が出てきたらめちゃめちゃ不安になってて、“私なんていつでも取って代わられる”って言うんですけど、そんなことないじゃないですか。鈴木奈々は鈴木奈々、津田は津田だから」と力説した。
淳の言葉は、津田に対してはもちろん、体調不良により7月から休養に入っている鈴木へのエールにも聞こえる。
(鈴木十朗)