いよいよ10月2日に決勝戦を控えるキングオブコント。同日午後2時からTBS系で8時間にわたり放送される大型特番「お笑いの日2021」の一環として放送を予定している。
13回目となる今大会では松本人志以外の審査員を一新。
大会当日まで新審査員は明かされず「お笑いの日」内の「お笑いミクスチャーフェス」など各パートで一人ずつ発表するという。
マヂカルラブリーやニューヨーク、空気階段らが進出した今回の決勝戦について「過去ナンバーワンの熾烈な戦いになるのでは」と語るのは、みずからも決勝進出経験のある中堅芸人だ。続けてもらおう。
「準決勝で霜降り明星やおいでやすこが、チョコンヌといった“超有力組”が敗退するほど今大会は実力が拮抗している。個人的にはニューヨークか空気階段あたりが優勝しそうな気がしていますが、当日の出来しだいでどのコンビが優勝してもおかしくありません」
優勝の行方に注目が集まる一方で、同芸人は「ファイナリストたちは運営に振り回されて可哀想」とも指摘する。
「『準決勝と決勝は同じ2ネタを披露する』という大会のルールがあるので、準決勝に進出した芸人は決勝の審査員にウケそうなネタを選ぶものなのですが、今回は準決勝の後になって『審査員一新』が発表された。新審査員との相性で運不運が分かれかねないんです」(前出・中堅芸人)
はたして栄冠に輝くのは─。
(山倉卓)