10月2日に放送された、コント日本一を決める「キングオブコント」(TBS系)の視聴率が12.1%だったことがわかった。同大会は、昨年から数字を下げてしまったという。
「今年は、結成13年目のお笑いコンビ『ライス』が、初出場ながら9代目王者に輝きました。しかし昨年のコロコロチキチキペッパーズが優勝した回の視聴率15%と比べると、今回は数字をガクッと下げています。そのため来年以降、さらに数字が下がり続ければ、大会の存続にも関わってくるでしょう」(テレビ誌記者)
そんななか、14.7%の瞬間最高視聴率を記録したのは、優勝した「ライス」ではなく、決勝1回戦で敗退した「だーりんず」だった。
しかし彼らのネタは、高視聴率を獲得したにもかかわらず、放送直後から苦情が殺到しているという。
「『だーりんず』は、血の繋がっていない父親が、童貞なのかどうかを執拗に問いただすというネタを披露しました。そのため、家族で観ていた視聴者から、お茶の間が凍りついたという声が続出。同時間、ネットでも『ゴールデンタイムに童貞を連呼するな!』『家族で観ている人の気持ちを考えてくれ』『一緒に見ていた子供に『童貞って何?』って聞かれた! どうしてくれる?』と怒りの声が殺到することとなりました」(前出・テレビ誌記者)
放送後、「だーりんず」の松本りんすは、「今夜のネタは一生するな!」と母親からメールが来たと、ツイッターで明かした。
今回、ある意味でインパクトは残したものの、視聴者の評価は厳しいものとなったようだ。
(森嶋時生)