木村拓哉が主演する映画「マスカレード・ナイト」は、興収50億円を狙う大ヒットとなっているが、その立役者と言われているのが、「相棒」のホテルウーマンを演じた長澤まさみ。番宣で出演したバラエティー番組でも息ぴったり‥‥と思いきや、そこに割って入ったのが、「元カノ」の綾瀬はるか。いずれ劣らぬ女優ツートップのロケットバストによるキムタク争奪戦が火ぶたを切ったのだ!
「お気を付けて行ってらっしゃいませ!」
煌びやかなホテルのロビーで、ベージュのブラウスからはちきれんばかりの張りのあるロケット乳にタイトスカートでひときわ目を引くのは、長澤まさみ(34)。彼女に声をかけるのは木村拓哉(49)その人だ。長澤は笑顔で振り向くと、ヒールの音を響かせながら新たな土地へと旅立つのだった。
大ヒット映画「マスカレード・ナイト」(東宝:以下マスカレード)は、9月17日の公開から動員数133万人・興行収入18億円を突破(9月28日時点・興行通信社調べ)と大ヒット中。主演が天下のキムタクというだけでなく、なりふり構わぬバラエティー番組への大量露出と宣伝攻勢で、コロナ禍においても、前作をしのぐブレイクを果たしているのだ。映画評論家の秋本鉄次氏が解説する。
「この『マスカレード』シリーズの人気の要因は、非常に生真面目なホテルマンと、多少強引でやり手な刑事との凸凹コンビが、事件を解決するやり取りの面白さにあります。1作目の『──ホテル』では、仮面をつけた長澤が胸元をパックリ開けた真っ赤なドレスで登場するシーンが、個人的に仕事着フェチとしては、ピチピチの制服が長澤の魅惑のボディを包み込んでいる姿が必見ですね。今のところ、原作は3作出ていますので、映画も第3作目、あるいはそれ以上の続編に期待できるでしょう」
映画の完成試写会で、監督を務めた鈴木雅之氏が「次の映画もオファーしたい。セクシーなやつ」と言えば、「ヤダ、そんなの」と長澤が切り返す一幕も。やはり長澤のロケット乳フェロモンがあふれ出ているのが魅力的なのだ。
2年ぶりにバディーを結成したキムタクも「サイコーッスヨ」と長澤を手放しで大絶賛。しかし、その一方でもう一人の「大本命」女優の存在も浮上してきたのだ。映画関係者が言う。
「木村さんの寵愛女優といえば、綾瀬はるか(36)で決まりです。9月末から東映70周年を記念した時代劇の撮影がクランクインしたばかり。木村さんは主演の織田信長役。数年かけて企画されていた作品で、本人もかなり力を入れていると聞きます。そしてお相手に選ばれたのが綾瀬さん。2人の共演はドラマ『南極大陸』(TBS系)以来なので、10年ぶりとなります」
だが、10年間のブランクなど心配無用だった。木村とは過去に何度も共演しており、今回の再共演も直々のご指名だというから、もはや別格的な扱い。
「実は大ヒット作『HERO』(フジテレビ系)や『マスカレード』を手掛けた監督は綾瀬とも旧知の間柄で、出演作の監督をしています。木村と綾瀬は『キムちゃん』『天然ちゃん』って呼び合っているほど。今や大御所の木村をそう呼べるのも、綾瀬の人柄ゆえでしょう。おっとりとした雰囲気で気を遣わなくてもいいのかもしれないですね」(芸能プロ関係者)
コロナ禍以降、どこかピリピリと人を寄せ付けないキムタクの雰囲気。それすら中和してしまう綾瀬の天然キャラに、やはり一日の長がありそうだ。