民放テレビ各局が10月に改編期を迎えたが、その際、終了した長寿番組は多かった。TBS では「ぴったんこカン・カン」、日本テレビでは「アナザースカイ」、「おしゃれイズム」、「幸せ! ボンビーガール」、「有吉反省会」、「ウチのガヤがすみません!」、テレ朝では「パネルクイズ アタック25」が終了している。
「今春にも『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)、『とくダネ!』(フジテレビ系)、『スーパーサッカー』(TBS系)、『CDTVサタデー』(同)が終了。またTBSの『噂の!東京マガジン』はBSへ移動しています。相次ぐ長寿番組の終了には、コロナ禍でロケがしづらくなったことに加え、長引く不景気でテレビ局の制作費が下がり、ベテランの人気タレントのギャラが負担になったことが要因として挙げられています」(芸能ライター)
そんな中、「女性自身」WEB版は9月6日、「長寿バラエティ番組の中で終了してほしい、なぜ続いているかわからない番組は?」というアンケート調査の結果についての記事を配信。
結果は、1位「アッコにおまかせ!」(TBS系)、 2位「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)、 3位「新婚さんいらっしゃい!」(テレビ朝日系)、3位「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)となった。
「記事によれば、『アッコ─』については《出演者が和田アキ子さんに気を遣っているのがこちらにも伝わってきて面白くない》、『行列─』については《嘘臭いエピソードが多いから》、『新婚さん─』について《どんなカップルが出ても同じ様な気がする》、『さんま御殿』については 《見ていると疲れる》などの声が寄せられているとのこと。これら長寿番組の共通点は、やはり大御所が司会を務めている点。ギャラの面を考えても、そろそろ危ないのかもしれません」(芸能ライター)
今後も長寿番組の終了は続きそうだ。
(鈴木十朗)