続いて「ザ・タイムダッシュ」の進行キャスターに抜擢された、入社2年目の野村彩也子アナ(24)と、1年目の佐々木舞音アナ(23)を見てみよう。
「早朝の時間帯で若手を鍛える方針を打ち出す中、野村アナには狂言師・野村萬斎の娘という看板があり、いまだにコネだと陰口を叩かれることも。ただ、新番組での堂々とした進行ぶりは貫禄すら感じさせ、確実に実力をつけています」(丸山氏)
文句なしの高評価で通信簿は「大変よくできました」といったところ。問題が露見したのは佐々木アナだった。通信簿の前に、まずは華麗なる経歴から振り返ろう。
「上智大出身で大学2年の時に準ミスソフィアに選出。『BSフジNEWS』で学生キャスターとして出演すると、ファッション誌『CanCam』の専属読者モデルとしても活動しています。学生時代のインスタでは、ミニスカ美脚を披露していたこともありました」(織田氏)
下馬評は21年入社でも実力ピカイチと評されたが、いざ蓋を開けてみれば何とやらである。
10月4日の放送回で、安住アナと絡む「バズったワード デイリーランキング」のコーナーが始まると、ポンピングブレーキのごとく、喋るたびにつっかえながら進行。そんな状況で話題を振られた安住アナが、
「質問が乱暴すぎてわかりませんよ、さっきから」
と、たまりかねてツッコみ、なんとか場の空気を和ませるのだった。
リベンジを果たすべく佐々木アナは6日の放送で、再び同コーナーで安住アナと対峙。世界的に「インスタ」や「モバイルSuica」が不具合になった話題を取り上げた際に、この日もつっかえながら進行していたところ‥‥。
佐々木(インスタのチェックが)習慣づいてしまっていたので、ちょっと調子が狂うなって感じはします。
安住 なかなか調子取り戻さないままですよね。
佐々木 ‥‥すみません。
ヘコむ新人に安住アナはすぐさま「愛情深く見守っていますよ」とフォローしていたが、番組に慣れるまでだいぶ時間がかかるご様子だ。ということで、通信簿は「かなりがんばりましょう」。これをバネに美脚逆襲で低評価を覆してほしい。