毎年大みそかに放送される「第72回NHK紅白歌合戦」が、2年ぶりに有観客で開催されることが決まった。
「昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で無観客開催となりました。『史上初』ということで手探り状態でしたが、思いのほか評判が良かったことで、今年も無観客を視野に入れていた中、感染者数が減少傾向になっていることで有観客に踏み切ったそうです」(芸能ライター)
年末が近づくにつれ、総合司会や初出場組が気になるところだが、演出の「中身」に関してこんな情報が飛び込んできた。
「今年5月に作曲家の小林亜生氏が亡くなったので、追悼でヒット曲『北の宿から』を披露することや、今年9月に作曲家の船村徹氏・作詞家の阿久悠氏が共作した未発表曲『新宿満月』が発見され、五木ひろしの歌唱でCD化したことで演出プランに上がっているとか。また、9月末に作曲家のすぎやまこういち氏が亡くなったことで、『ドラゴンクエスト』など名曲を振り返る演出案も盛り込まれることになるでしょう」(前出・芸能ライター)
さらに「目玉」オファーについては、こう明かす。
「あくまでも希望的観測として、22年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に新垣結衣が出演するので、コーナーで星野源との夫婦共演が実現できないか、水面下で探っています。それともう一つは、夏にメジャー・リーグで大活躍したエンゼルスに所属する大谷翔平投手に審査員での出演オファーを出したそうです」
これが実現すれば盛り上がることは間違いなし。日本テレビでは年末の風物詩「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!絶対に笑ってはいけないシリーズ」の休止が決定しているだけに、話題は紅白歌合戦の独壇場となるか。