現在発売中の「週刊アサヒ芸能」(11月10日号)では、松田聖子と中森明菜を中心としたアイドル全盛期の「ワケあり」人間関係を深堀りしている。記事のきっかけは、年末に放送される「NHK紅白歌合戦」だ。
安全地帯の出場内定が報じられるなど、出場歌手が出揃い始める中、目玉に浮上するのが、松田聖子と中森明菜なのだ。
昨年の紅白では、直前の12月18日に突然、娘の神田沙也加の悲報が届き、聖子は出場を辞退した。それだけに、今年の出演は思い入れが強いと音楽関係者は言う。
「出場となれば、沙也加とデュエットした『瑠璃色の地球』か、沙也加のデビュー曲『ever since』を歌うと見られています」
一方、今夏に再始動を電撃発表した明菜の出場について、古参の芸能記者が語る。
「東京の北部に明菜が住んでいるという情報が流れ、最近もカメラマンが張り込んだのですが、姿を現すことはなかった。かつて、明菜と仕事をしたテレビマンは、海外に住んでいると話していたこともあり、出場となれば、最後の出場となった14年と同様に、海外からの中継になるかもしれません」
そして、視聴率アップを目論み、中高年世代に向けて狙うのが、デビュー40周年を迎える「花の82年組」だ。明菜をはじめ、同期には、小泉今日子や松本伊代ら往年の人気歌手がズラリ。
「80年代のアイドルが華々しく集結すれば、話題性は十分。どのような形での出演かは不明ですが、演出プランにはあがっているそうです」(前出・芸能記者)
「黄金の80年組」と「花の82年組」が揃えば、それこそ最大のサプライズと言えるだろう。
とはいえ、80年代アイドルの人間関係は複雑だ。どれほど「仲良しアピール」をしても、本音とタテマエは隠されている。冒頭のように発売中の「週刊アサヒ芸能」では、一目瞭然の相関図付きで、こうしたアイドルたちのむき出しの人間関係を紹介している。この一冊をお供に紅白を見るのもまた一興かもしれない。