元SMAPの中居正広が、ジャニーズ事務所を退所したのは、昨年3月31日。それに先駆け、2月21日に退所会見が行われたのは記憶に新しいところ。長らく籍を置いた老舗事務所の退所とあって、緊張した空気の中で進行されるのかと思いきや、フタを開ければ中居が1人で場を仕切り、笑顔振りまく和気あいあいとした雰囲気。中居のエンターティナーとしての力量が、ただただ際立つ内容だった。
芸能リポーター・井上公造氏のYouTubeチャンネル〈井上公造チャンネル〉に、同じく芸能リポーターの菊池真由子氏、島田薫氏が出演。衝撃の現場として、菊池氏と島田氏は自身が立ち会った先述の退所会見を挙げ、芸能リポーターらしく裏話を明かした。
10月2日付け〈【衝撃】中居正広のジャニーズ退所会見、完璧すぎた理由【仕切りの天才】〉と題した投稿回でのことだ。
芸能リポーターが会見場に訪れた際、すでに中居はスタンバイ、明るく仕切り始めていたそうで、質問にNG項目は無く、「『1媒体で質問は5つまで!』とか言って、結構多かったんですよ。そんなに聞いていいの?…って」と振り返り笑いを誘った菊池氏。島田氏からは、前日にロケハンで会見場を訪れていたという中居が、寒々とした会議室を温かみのある空間に変えるために、オレンジ色の照明を足すよう指示したのだといったナルホド裏話、また人任せの机をみずからの指示で90センチ手前に引き、それが事務所の先輩である東山紀之のモノマネを披露するためのスペース確保だといったオモシロエピソードも明かされた。
現在、「株式会社のんびりなかい」の事務所社長となっている中居。複数のレギュラー番組をこなし「のんびり」する気配のない中居だが、仕事が途切れないのも、退所会見で見せたような「気遣いの人ぶり」の賜物なのだろう。
(ユーチューブライター・所ひで)