来シーズンから北海道日本ハムファイターズの監督を務める元プロ野球選手・新庄剛志氏。新庄氏の選手時代と言えば、MLBから日本プロ野球界に復帰する際、日本ハムにて、スパイダーマンやゴレンジャーなどの被り物をして、派手なパフォーマンスで話題を集めたことが思い出される。一部では、日本ハムだから許されたのであろうといった憶測も飛んでいたが、これが伝統球団・巨人だったら、はたしてどうだったのだろうか?
そんな疑問を、巨人で活躍した元プロ野球選手・槙原寛己氏のYouTubeチャンネル〈ミスターパーフェクト槙原〉に、新庄氏が出演した10月14日付け投稿回で、「巨人なら無理ですか?」と単刀直入に槙原氏に質問している。槙原氏は、言葉を選びながら、こう答えたものだ。
「あの当時だったら…新庄、有難いんだけど、ちょっとこういうのは控えようか?…ってなったかもしれない…」
もっとも、新庄氏も最初に被り物をした時にはチームから怒られたそうだ。が、試合には勝利。以後、めげない新庄氏は、パフォーマンスと勝利の方程式を繰り返し、「今度はいつ(パフォーマンス)やるの?」と、チームが変わり始めたのだと振り返った。
それでも、槙原氏のスタンスは頑な。清原和博氏のピアス問題も「パフォーマンスでしょ?」と追及の手を緩めぬ新庄氏だが、槙原氏は「結構、厳しかったよ。巨人では新庄の良さが出せない」と、やんわり返したのであった…。
巨人OB・槙原氏の意見は尊重しつつ、派手好みの新庄氏によって雰囲気の異なった巨人を見てみたかった気もするが、はたして監督となった日本ハムでは、今後どんな派手なことをやってくるのか。新たな期待が高まりつつある。
(ユーチューブライター・所ひで)