お笑いコンビ「ナイツ」の塙信之のYouTubeチャンネル〈ナイツ塙の自由時間〉に、同じくお笑いコンビ「銀シャリ」のツッコミ担当・橋本直が出演した(11月2日投稿回)。
銀シャリは、2016年の「M-1グランプリ」で優勝を果たした実力派漫才コンビ。一方の、ナイツも、「M-1」での最高位は3位に甘んじているものの、誰もが知る人気と実力を兼ね備えた関東を代表するお笑いコンビである。
そんな2人が、同回の動画で、「関西弁」をテーマにトークを繰り広げる中、絶妙な比喩でツッコミを入れる「例えツッコミ」の妙手とも名高い、お笑いコンビ「フットボールアワー」の後藤輝基に橋本が触れ、現在の後藤のスタイルを確立したのは、意外なあの芸人の影響があったことを明かしている。
その人とは、お笑いコンビ「ブラックマヨネーズ」のツッコミ担当・小杉竜一だ。
ある番組で、レギュラーで共演していた後藤と小杉。誰かのボケに対するツッコミの初速が小杉は早く、また声のトーンがよく響き渡ることから、同時に「なんでやねん!」と突っ込んでも、小杉に負けてしまう。ゆえに「後藤さんは2発目(2番目にどうツッコむか)に懸けた」と橋本。後藤自身も公言しているそうなのだが、「例えツッコミ」は、ブラックマヨネーズ、もっと言えば、小杉がいたからできあがったのだそうで、これには塙も「めちゃくちゃおもしろいじゃん、今の話」と食いついていた。
今回名前の挙がったフットボールアワーは「M-1」の03年王者、ブラックマヨネーズは05年王者、これを16年王者の銀シャリ・橋本が語るという、何とも豪華な顔ぶれが並ぶ見ごたえのある回だった。
(ユーチューブライター・所ひで)