俳優の菅田将暉と小松菜奈が結婚を発表したのは11月15日。かねてより交際報道があったものの、人気俳優同士の結婚とあって世間を驚かせた。
そんな裏で、菅田の母親・菅生好身さんが“子育て本”を12日に出版していたことはあまり知られていない。
その本は、「3兄弟のあしあと」というタイトルで、内容については「菅田将暉の幼少期から中高生時代にかけての写真やエピソードもふんだんに盛り込みつつ、3兄弟がそれぞれどんな子どもだったか、母親としてどのように子どもたちと接してきたか、子どもの個性を伸ばし才能の芽を育んできたこと、困ったことや大変なことにどう対処してきたかなどなど、当時の具体的な体験や数多くのエピソードを軸に、エッセイ風に語ります」などと紹介されている。
ちなみに菅田には弟が2人おり、次男はシンガーでYouTuber、三男は役者志望の大学生で、こちらもYouTuber。不用品買取専門店「エコリング」のローカルCMにも出演している。
菅田ファミリーの本は、実は2017年にも出版されており、こちらの著者は父親の菅生新さん。内容については「日本アカデミー賞受賞俳優の菅田将暉(菅生大将)の実父が執筆! 子を持つすべての親に楽しんでもらえる 温まる“家族愛”の物語!! ファンも必見! 出生~デビューまでのエピソード・写真&秘話が満載!」とある。
ファミリー本といえば、思い起こされるのが、今シーズンでプロ野球を引退したハンカチ王子こと、元日本ハム投手の斎藤佑樹だ。
「07年に父親・斎藤寿孝さん、母親・斎藤しづ子さん著『佑樹─家族がつづった物語』、 2010年にしづ子さん著の『はばたけ、佑樹 神宮からプロ野球ヘ 巣立ちゆく息子に贈る母の言葉』が発売されていますね」(エンタメ誌ライター)
斎藤の場合、プロでは故障もあって不本意な成績に終わったが、菅田はトップ俳優として活躍中。その違いはあれど、親が“ファミリー本”を連発している点では似ているといえるかもしれない。
(鈴木十朗)