“西の女帝”と呼ばれる上沼恵美子が満を持してYouTubeに電撃参戦することが発表された。
11月22日に放送されたレギュラー番組「上沼恵美子のこころ晴天」(ABCラジオ)で、「12月3日にYouTubeの撮影を初めてやります。自宅で1発目やろうかと思って」と、撮影スケジュールも決まり、早ければ年内の配信もありそうだ。
上沼といえば昨年7月、司会を務めた名物番組「快傑えみちゃんねる」(関西テレビ)が突発的に打ち切られるような形で25年間の歴史に幕を閉じた。今夏に発売された「文藝春秋」(8月号)のインタビューでこう心境を吐露している。
〈実は去年すべての番組を降板し、芸能界を引退しようと考えました。きちんとお話しするのは初めてですが、本気でした。コロナで鬱々した気分が抜けないし、人生を賭けた冠番組が突然なくなったからです〉
「快傑─」は芸人へのパワハラ騒動も世間の耳目を集め、頭には引退もチラつくほど追い込まれていたようだ。
「大阪では隠居生活に入ると囁かれていました」と、放送作家が前置きして台所事情を明かす。
「上沼さんのギャラは1本あたり120万円と言われ、東京から来たゲストには毎回お菓子や総菜のお土産が配られるのですが、スタッフ分と合わせると経費はバカにならなかった。大名行列のように出迎えるなど上沼さんに相当気を遣っていたこともあり、新番組のオファーはないというのが共通認識でした」
リタイア目前と見られていただけに、YouTubeチャンネル開設のニュースは、関西のテレビ業界に戦慄をもたらした。
どんな爆弾内容が飛び出すのか、「毒舌ユーチューバー」の今後の展開について、11月30日発売の「週刊アサヒ芸能」12月9日号で詳細にレポート。上沼のほかにも、橋本環奈、浜辺美波、吉高由里子ら芸能美女の「裏アカ素顔」をワイドで大特集している。