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権藤博、「35勝した1年目」を振り返った言葉に視聴者から驚きの声が続々

 中日ドラゴンズで活躍した元プロ野球選手で、監督として横浜ベイスターズを日本一にも導いた権藤博氏。現役時代には、1年目の1961年に35勝を挙げ、最多勝利、新人王、沢村栄治賞を獲得。勝利数もさながら、シーズン130試合制の時代に、69試合に登板、先発として44試合のマウンドに上がり、防御率「1.70」を記録とは驚異的な数字である。翌62年にも30勝で、あの400勝投手の金田正一氏(故人)を抑え、2年連続でセ・リーグの最多勝利に輝いた。

 その権藤氏が、「巨人三本柱」で活躍した元プロ野球選手・槙原寛己氏のYouTubeチャンネル〈ミスターパーフェクト槙原〉の、11月25日付け投稿回に出演。大活躍のルーキーイヤーを振り返ってこう話した。

「オレが35勝した時、稲尾さん42勝しちゃったんですよ。で、杉浦さんは38勝4敗で、日本シリーズ全部勝って4連勝したピッチャー…そういう人がいるから、オレなんか、ただ投げただけでね」

“神様、仏様、稲尾様”と崇められた稲尾和久氏(故人)が、61年に挙げた42勝は、パ・リーグでの最多勝利であり、日本プロ野球記録だ。杉浦忠氏(故人)の38勝は、59年の記録であり、この年、南海ホークスを初の日本一に導いている。

 そんな両氏の実績に比べれば…と、あくまで謙虚な物言いの権藤氏に、視聴者からは〈レジェンド史上1番謙虚で柔軟な考え持ってる〉〈権藤さん。何十年も後輩の槙原さんに敬語って凄いよな~。尊敬できる人徳者〉など、称賛のコメントが相次いだ。

 当時は「投高打低」だったが、ウエイトトレーニング導入などの練習技術やバットの質の向上から、逆転現象が起きていることにも言及。とはいえ、当時も王貞治氏や長嶋茂雄氏といったスラッガーは存在した。いやはや、凄まじい時代だったと感心させられた。

(ユーチューブライター・所ひで)

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