1月21日、今年いっぱいでの歌手活動の休止を発表した、氷川きよし。
氷川は事務所を通じ、「2000年2月2日にシングル『箱根八里の半次郎』で デビューして以来、22年間歌い続け、走り続けて参りました。ここで一旦お休みをいただき、自分を見つめなおし、リフレッシュする時間をつくりたいという本人の意向を尊重しこの様な決断に至りました」とし、休止の期限については決めていないという。
「氷川といえば18年暮れ、前年にリリースしたアニメ『ドラゴンボール超』(フジテレビ系)の主題歌『限界突破×サバイバー』を自身のコンサートで熱唱。この時の様子が翌年、所属レコード会社のYouTubeで流され話題となり、その年の夏にさいたまスーパーアリ─ナで開催された(アニソンイベントの)アニサマでもこれを披露。演歌路線では見せなかったバチバチにキメたメイクと透けた素材の衣装でアニメファンを大いに盛り上げ、同時にその変貌ぶりで世間をア然とさせました。アニサマには17年にもサプライズ出演を果たし『限界突破×サバイバー』を披露しており、このあたりから自身の“解放”が始まったようですね」(芸能ライター)
以降、氷川の“美人化”は留まることを知らず、自身のインスタグラムでも磨きあがる姿を包み隠さず公開。そんな“本当の自分”と「演歌界のプリンス」の顔をバランスよく保っていると思われていただけに、今回の発表には驚かされた人も多くいたようだ。
「ただ、ファンの間で心境の変化が囁かれていたのが、昨年夏ごろ。それまでインスタでメッセージの最後に添えられていた『by kii』の署名で、突如として『by kiina』を使い始めたんです。これは氷川の説明によれば、それまでの『kii』にナチュラル(natural)を掛け合わせたものだそうで、『自分がよりナチュラルに生きられるように』との意味がこめられているとか。今回の発表にあたっては結局、休止の具体的な理由は明かされていませんが、この時期に、新たな愛称を加えるまでの決断のきっかけとなる何かがあったのではないか…そんな指摘がありますね」(前出・芸能ライター)
ともあれ、まずは年末まで限界突破の活躍を期待したい。