2月2日の「水バラ」(テレビ東京系)で「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 路線バスで鬼ごっこ」が放送された。その中で太川陽介が発した一言にバス旅ファンが騒然となっている。なんと太川が“本家バス旅”、つまり「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」に復帰する可能性が見えてきたのだという。
その一言は最初のチェックポイントである茨城県日立市の「道の駅 日立おさかなセンター」へと向かうバスの中で飛び出した。太川は「サンドイッチみたいな名前のバスなんだっけ?」と発言した。
「太川さんが言いたかったのは『BRT』。どうやら『BLT(ベーコン・レタス・トマト)サンドイッチ』と似ているのでこのような発言になりました。BRTは『バス・ラピッド・トランジット』の略で、専用の車線や道路を持つバス路線のことです。一般車両の影響を受けないので、早く安全に輸送できます。日本でも増えていて、太川さんたちが乗った『ひたちBRT』や『気仙沼線・大船渡線BRT』がよく知られ、どちらも鉄道の線路を道路に転換して運行されていいます」(鉄道ライター)
つまり太川はBRTを知らなかったのである。
太川と蛭子能収は17年1月の第25弾を最後に1度バス旅を引退した。この時、理由として、蛭子が加齢によって体力が落ち、歩くのがつらくなったこと、そして2人とも、10年にわたってバス旅を続けたことで乗ったことがないバスがなくなったことを挙げている。ところが、そんな太川が乗ったことがないバスがあったというわけだ。
「太川が乗ったひたちBRTの常陸多賀駅と大甕(おおみか)駅の区間は19年に運行を開始したばかりなので、知らなくて当然。バス路線は鉄道のように線路を敷く必要がないので、変化が激しい。太川がバス旅をしていた時とはだいぶ違っています。そんな今なら太川が本家バス旅に復帰する意味はある。BRTに乗って太川がそう考えても不思議ではありません」(週刊誌記者)
こうして太川の本家バス旅復帰論が持ち上がったわけだ。残る問題はパートナーだけとの声もある。
「さすがに蛭子の復帰は難しい。蛭子と同じタイプの人材はなかなかいないので、違うタイプを選ぶことになるでしょう。テレ東旅番組に出た実績があり、太川にある程度ものを言える人ということであれば、福澤朗や千原ジュニアがいます」(前出・週刊誌記者)
太川陽介の本家バス旅復帰は実現するだろうか。今後のテレ東旅番組から目が離せない。