2月7日、木村拓哉が4月スタートのテレビドラマ「未来への10カウント(仮)」(テレビ朝日系)で主演を務めることが発表された。木村は今回、学園スポーツドラマに初挑戦するという。
「発表によると今作で木村が演じるのは、高校時代にボクシングで4冠を達成したものの、ある理由で競技続行を断念し、生きる希望を失った主人公とのこと。そして30年近くの時を経て、高校ボクシング部のコーチに就任し、徐々に熱い気持ちを取り戻していくという“青春スポーツドラマ”になるようです」(テレビ誌記者)
また、木村の代表作である「HERO」(フジテレビ系)を手がけた福田靖氏が脚本を担当することも同時に発表され、大きな注目を集めている。しかしその一方で、一部ゲームファンの間では、今回のドラマに対し残念がる声も相次いでいるようだ。
「今年1月の『日刊ゲンダイDIGITAL』では、木村が主人公の人気テレビゲーム『ロストジャッジメント:裁かれざる記憶』の原案作品を、テレ朝が今年ドラマ化する可能性があると報じていました。記事によると、いじめで自死を選んだ生徒が出た高校に、弁護士役の木村がボクシング部のコーチになりすまし、潜入。やがてそのいじめ事件が、国家を揺るがす事件に発展していくというゲーム通りの物語が紹介されていたのです。しかしフタを開けてみれば、高校とボクシングという共通点はあるものの、新ドラマの内容はゲームと全くの別物。それだけに『ジャッジ』シリーズのファンの間では、『「ロストジャッジメント」と全然違うじゃん!』『(木村がゲームで演じたキャラである)八神の実写が見られると思ったのに残念』『あらすじ読むかぎり、普通の青春スポーツドラマっぽいな…』とガッカリする声が飛び交っています」(前出・テレビ誌記者)
テレビゲームながら、社会の暗部を描き、シナリオの評価も高い「ジャッジ」シリーズ。それだけに、実写ドラマ版を期待していたファンも多かったようだ。