Netflix(以下、ネトフリ)のオリジナルドラマ「金魚妻」で過激ベッドシーンに挑戦した篠原涼子。私生活では昨年7月に俳優の市村正親と離婚している。直後に離婚前から交際していた韓流アイドルとの不貞疑惑が報じられたかと思えば、2人の子供の親権を父親が持つことで「育児放棄」と批判され、公開前から逆風が吹き荒れていた。民放局スタッフによれば、
「確実に視聴率が取れる女優として、ドラマのキャスティングでは必ず名前が挙がる常連でした。しかし、離婚後はイメージ悪化で名前すら出なくなりましたね」
いわば、崖っぷちに立っての今回の配信開始。蓋を開けてみれば、視聴者離れで大スベリも心配されたが、ネトフリの「今日の総合TOP10ランキング」で、話題のゾンビ韓国ドラマ「今、私たちの学校は…」やアニメ「鬼滅の刃 遊郭編」を抑えて連日1位を獲得。みごとに「オンナ」として、もうひと花咲かせることに成功したのだ。
さて、「金魚妻」に話を戻すと同ドラマは、下町に隣接した高層マンションに暮らす妻たちの不貞をテーマにした物語。
「篠原演じる平賀さくらは複数のサロンを経営する夫・平賀卓弥(安藤政信)と結婚。誰もがうらやむ幸せな生活を送っていると思われていたが、実際はDVとモラハラに苦しんでいました。そんなある日、買い物帰りにさくらが金魚屋を発見。店に立ち寄ると、店主・豊田春斗(岩田剛典)と運命的な出会いを果たし、一線を越えるまで時間はかからなかったのです」(芸能記者)
篠原がメインとなる「金魚妻」のほか、「外注妻」「弁当妻」「伴走妻」「頭痛妻」「改装妻」と、それぞれ秘密を抱えた妻たちの不貞が描かれ、毎回、情交場面が登場する。
そんな「ライバル」に負けじと、篠原と岩田の愛欲シーンは過激そのもの。
「1話目で風呂の中で服を着たままディープキスをして、篠原はびしょ濡れのブラウスの上から胸を揉まれます。口元をやたらとアップで撮るのが妙に生々しい」(芸能記者)
そのほかにも、DV夫の安藤に逃亡先のアパートで見つかり襲われてしまう。
「生意気言うなよ、つけあがんなよ」
罵られながら畳に叩きつけられると、馬乗りにされて身動きが取れなくなったところを逆上した夫は、
「何だよ、その目は。何だよ、その目は─」
叫びながら篠原のボタンダウンシャツを引き裂き、露わになった赤色の肌着に包まれた爆裂バストを強引に責めたてる。
「やめてよ、やめてー」
泣き叫ぶ篠原を支配しようと、ビリビリと服を破いてマッパにしようとするのだった─。
数々の艶技を見せて吹っ切れたのか、篠原自身はこれを機に逆襲の狼煙を上げようとしているようだ。
「3月に主演映画『ウェディング・ハイ』(松竹)が公開され、こちらもヒットすればドラマ業界も放っておくことはできない。ただ、篠原自身は『金魚妻』での体当たり演技について『挑戦できて楽しかった~』と周囲に話していて、テレビより自由に表現できるネトフリで、より過激なベッドシーンがある作品を優先するかもしれません」(芸能記者)
出し惜しみする若手女優が増える中、「ひと肌」脱いで貫禄を見せつけたのだ。