NHKが4月からの番組改定を行い、各番組の新キャスターを発表して話題となっている。絶対的エースとして活躍していた和久田麻由子アナが看板番組の「ニュースウォッチ9」を降板して、レギュラーの担当が無くなることになる。
さらに、同じく人気の桑子真帆アナも、朝の情報番組「おはよう日本」を降板し、報道番組「クローズアップ現代」のキャスターに就任する。ともに、NHKの顔として活躍してきた2人の看板アナが第一線から外れることでさまざまな憶測が飛び出した。
その一つが、2人のフリー転身に関する噂だ。
「和久田アナには、昨年の秋頃から独立を持ちかけている芸能プロダクションの大物がいると言われています。現在の和久田アナの知名度と人気ならば、1億円は稼げると口説いているようです。具体的な民放番組を挙げてキャスターの就任を約束すると言われ、気持ちも揺らいでいたようです。というのも、和久田アナは2019年2月に結婚をしてから夫との時間が取れないという悩みがあった。子どもを欲しがっている和久田アナは、時間の融通がきくフリー転身に気持ちが傾きかかっていたようなんです」(NHK関係者)
偶然にも、一方の桑子アナも同じ悩みを抱えていたという。
「俳優の小澤征悦と結婚した桑子アナは、旦那さんにぞっこんなんだそうです。しかし、朝のニュース番組である『おはよう日本』を担当していると、小澤と時間帯が合わず、すれ違いの日々になっていた。小澤はご存知のとおりに資産家一族ですから、無理に桑子アナが仕事を続けなくてもいい状況。そこで、時間が自由に取れるフリー転身を桑子アナも考えていたようです」(前出・NHK関係者)
そんな2人の動きを察知したNHKの上層部が、今回の改編で「番組外し」を画策したのだという。
「4月の異動は建前としては『ニュース7』キャスターに抜擢された次期エースと言われる林田理沙アナなど若手を売り出すためと言われています。しかし、実際は和久田、桑子を休ませ、プライベートを充実させて独立を阻止するためだと言われている。特に和久田に関しては前田晃伸会長のお気に入りでもありますし、独立されるわけにはいかない。レギュラーを持たせないことで、和久田アナの要望に沿った番組で起用して行く方針を取るようです」(NHK関係者談)
別格の人気を持っている2人だからこそ、特別待遇をしてでも局に残ってもらいたいと願っているのだろう。はたして、激務から外れた和久田、桑子の「両エース」が今後、どんな形で活動していくのか?注目していきたいところだ。
(渡邊伸明)