昨シーズン限りで福岡ソフトバンクホークスの監督を退いた、工藤公康氏。
2015年から7年間の監督人生で、日本一に輝くこと5回。17年から“V4”も成し遂げた名監督ながら、選手としても西武ライオンズ、福岡ダイエーホークス(現在・ソフトバンク)、巨人、横浜ベイスターズのセ・パ4球団を現役29年間で渡り歩き、西武、ダイエー、巨人で日本一を経験。優勝請負人と称された。
そんな工藤氏が、元巨人・上原浩治氏のYouTubeチャンネル「上原浩治の雑談魂」に出演。渡り歩いたのは球団だけではなく、私生活でも“渡り鳥”だったと冗談めかして明かしている(3月15日付け投稿回)。
同チャンネルでアシスタントを務めるフリーアナの上田まりえから複数球団を渡り歩いたとの指摘を受けると、工藤氏はこう返答した。
「引っ越しの回数は20回を超えてます。(中略)その年、勝てなかったりすると、ポッと引っ越しをしたりですね。ゲン担ぎみたいなところもありました。半年で引っ越しすることもありました」
さらに巨人時代にも3回引っ越したことがあったそうで、所帯を持ってからも家族全員で移動し、シーズン途中での引っ越しも経験。「遠征行って帰って来たら、違う家に『ただいま』っていうのも…」と驚きのエピソードも明かしている。
ちなみに、これまでの引っ越し先は全てマンションだったそうなのだが、現在は山梨県で知人から土地と廃校になった建物を借りて野菜作りやDIYに勤しんでおり、「将来は自分で家を建てたい」との夢も語った工藤氏。今後、野球とどうかかわっていくかは現時点で未定とのことだが、必ずオファーが来ることが予想されるだけに、再び渡り鳥生活が待っていそうではある。
(ユーチューブライター・所ひで)