5月7日から11日までアンケートを実施し、スポーツ総合サイト「スポーツナビ」が「カーブ最強投手ランキング」を発表。「OB部門」が1位・今中慎二(中日)、2位・工藤公康(西武ほか)、3位・星野伸之(オリックスほか)で、「現役部門」は1位・山本由伸(オリックス)、2位・モイネロ(ソフトバンク)、3位・岸孝之(楽天)の順となった。
そこで、OB2位の工藤氏と元巨人・江川卓氏が、YouTubeチャンネル〈スポーツナビ 野球チャンネル〉に出演(5月31日)。カーブの使い手として名を馳せた両者による「カーブ最強投手」談義が展開された。
工藤氏がまず名前を挙げたのは、現役2位のモイネロだった。昨年まで指揮を執ったソフトバンクのセットアッパーとして活躍した左腕について、
「投げた瞬間『あ、ボールだ』と思ったら、そこからストンと落ちるんで。あぁ、こんなに曲がるんだ~と」
自陣ベンチから見た、驚異の球筋を解説したのである。
一方の江川氏は、巨人V9時代のエース・堀内恒雄を挙げた。かつてテレビ中継は球審後方のカメラで撮影されており、
「投げた瞬間、画面から消えるっていうぐらいのイメージです」
と、こちらも衝撃の軌道を振り返ったのだった。
ちなみに江川氏自身はOB部門の5位、堀内は同部門の15位にランクインしている。
(所ひで/ユーチューブライター)