本気の育乳にはとにかくカネがかかる。バストサロン利用客いわく、
「サロンの料金やジムの月謝以外にも出費がかさみます。セルフマッサージ用のクリームが月に5000円、ナイトブラをオーダーメイドしようものなら、1着1万円は優に超える。うまい具合にバストがツンと上向きになると、次はこうしたい、ああしたいと欲が出て、アレコレ道具を買い足してしまうんです」
バストにそこまで投資しなくても──。そんな固定観念を吹き飛ばした先駆者が、田中みな実(35)だ。写真集でのギリギリ露出と「おっぱいまでが顔」という格言で世に育乳ブームを巻き起こした人気の裏では、Eカップの保湿ケアにも余念がなかった。
「行きつけの皮膚科やエステ、サロンが10軒以上あると言われ、まさにプロ美容家。自宅でも、夜通し装着してバストに潤いをもたらす『ナイトエステブラマスク』なるコスメまで愛用している。ネット上に『みな実愛用』の冠が付いたコスメ紹介ブログが氾濫しており、数百億円規模の売上に貢献しているのは間違いない」(ムック本編集者)
みな実に負けず劣らずの宣伝効果を発揮しているのは、3月8日にファースト写真集を発売した鈴木奈々(33)だろう。
「19年に『LUNAナチュラルアップナイトブラ』のイメージモデルに抜擢され、実際に愛用したことでバストがAからCカップに進化。とはいえ、ただ能天気にナイトブラ着用で寝ていたわけではありません。茨城県産の納豆をはじめ、高タンパクな食事とジム通いによる努力のたまもの。まさにライザップならぬ“パイザップ”で、そのボリュームをキープするのはダイエットよりも難儀でしょう」(織田氏)
しかしながら、育乳を途中リタイヤした人気タレントも。
「3時のヒロインの福田麻貴(33)は、タレント仲間の勧めもあって、育乳に取り組んだ一人。ただし、ナイトブラを購入する前段で、多忙なスケジュールを理由に断念。『バストケアする時間があったらネタ書くわ』と、今ではノーブラで寝ているようです」(スポーツ紙デスク)
胸にイチモツ、千差万別。たゆまぬ努力でファンを喜ばせてほしい。